効き目絶大！【森林組合御用達の防虫香】アトピーでも使える？

どんな時も蚊に刺されてしまう、通称「人間ベープ」な私には、蚊対策はおろそかにできない日常的な緊急課題です。
ガーデニングは大好きですが、ガーデニングで蚊の被害に合わないことはまずないので、ただでさえアトピーで痒いところがあちこちあるのに、この上蚊に痒い所を増やされるのは絶対に嫌です。

貧血で血が薄くて献血もお断りされているのに、断りもなく勝手に血を吸っていき、かゆみのお土産付など言語道断だと思っています。

「どこべー」2個使いでもダメ

「アトピーの人やお年寄りは蚊に刺されにくい」という都市伝説をものともせず、いつまでもいつまでも蚊に刺され続けているもう若くない私は、近年「どこべー」を2つつけてガーデニングしていました。

それでも5か所以上刺されることがしばしばのため、すっかり嫌になり、長袖長ズボン、厚目の靴下、ガーデン用牛革手袋の完全防備で水やりにも挑みますが、そうすると服と服のつなぎ目や、おでこやほっぺ、首筋など、ありえない場所まで刺されることもあり、「どこべー役立たず！」と怒り心頭でした。

マットを新しいのにしても効果は少なく、足の裏を除菌すると蚊が来なくなるという技も、「どこべー」と併用してもやはり1、2か所は刺されるので、「面倒なのでどうとでもなれ！」と半ば自暴自棄になっていました。

人より長くて太くてしっかりした生命線を持っていて、親せきに90代以上が少なからずいる私ですが、ジカ熱など持っている蚊が近くに来たら、いの一番に発病するのは私でしょう。
「ふっとい生命線もあてにならんな」と思いつつも、半ばあきらめつつ、また「蚊を培養してしまったよ」とため息をつく毎日でした。

森林組合御用達の防虫香が我が家にやってきた

森林組合で働く人向けに開発された防虫香を、夫が通販で買って送ってくれました。
『富士錦　パワー森林香（赤函）30巻入り』です。

注意書きとして、『野外で使う強力紡虫香』『蚊取り線香ではありません』と書かれています。蚊取り線香として使わせていただきますが、ほかの虫も寄り付かないハイパワー線香のようです。
普通の緑のキンチョウ蚊取り線香の1.5倍は太さがあり、ちょっと目立つピンク色の渦巻きをしています。

オレンジ色の錆止め色のような携帯蚊取り線香入れの裏には、柔らかいプラスチックのカバーがついていて、予備の防虫香が入れられるようになっています。
森の中で防虫香が切れたときに、すぐに新しいのがつけられるように、落としたってすぐ見つかるように、という温かい心遣いが詰まっています。

しかし予備の入れ物は、庭木の手入れはせいぜい長くて2時間程度だし、切れたらすぐに家に取りに入ればいいので私には無用の気遣いですが、足に当たる熱を緩和させてくれるので、「ま、いいか？」という感じです。

火をつけてみたところ、目に見えて煙が出てきます。
かつて、部屋に蚊がたくさん入り込んでいた時代に、蚊取り線香を部屋に置いて寝て、翌朝声がガラガラになってしまったことがあるので、蚊対策としてはいいかもしれないけれど、ちょっと使うのが不安です。

そもそも、「どこべー」を使っていたのも、デリケートなのどがやられて呼吸困難になりはしないかという懸念があったからで、森林組合御用達の防虫香ともなると、「のどを強力に直撃するのでは？？」と思い、ちょっと怖い気がします。
とはいえ室内で使うわけではなく、屋外ならこれぐらいがちょうどいいのかもしれません。

刺されない！人間ベープが刺されない！

なんだか暑い毎日に、あっつくて武骨な防虫香をぶら下げてガーデニングにいそしむのもなんですが、これだけぶっといと、せっせと使っていかないと減りません。
「せっかくだから付けてみるか、やらないと夫が怒るだろうし」と思って、「かっこ悪いな～、けむいな～、効くのかな～」と思いつつ、庭木のお手入れをしました。

せっせと長時間働いた後、室内に戻ったところ、「ん？私蚊に刺されてない！」と気が付きました。懸念したのどの痛みもありません。
三男が、「お母さん、俺のお香、たいたの？」と聞いてきたので、香りは染みついているようです。

私より、もっとずっと気管支が弱い人はだめかもしれませんが、私程度の気管支であれば、おそらく使用可能なのではないかと思います。アトピーの人、誰にでも使えるわけではないかと思いますが、多少気管支が弱いくらいであれば、使用可能かと思います。

ガーデニングの友に、外作業だけで森林組合御用達の防虫香を利用していますが、一年でようやく3巻き使い終わったかな？といった減り具合です。
これがある限り、蚊には刺されないようで、本当に重宝しています。

直接肌につけるわけではないので、肌荒れの危険性も少なく、アトピーでも虫刺されに悩んでいる方は試してみてはと思います。
たいていの人は「どこべー」「で行けるかと思いますが、人間ベープで苦しんでいる人にはおすすめです。