ホコリに弱いアトピー児はきれい好き【嘘・ホント？】

ホコリは吸入抗原の中で、ダントツと言っていいほど忌々しいものの一つです。
室内のカビなどとともに、人が生きて生活している以上、皆無にできないのに何とかしなくてはならないので本当にやっかいです。

我が家の長男三男のこれまでの血液検査の中で、「ハウスダスト」はあまり検査をしてきていません。それというのも、早々に100以上になっているので、ゼロになる日が訪れることはないので、検査しても無駄の中に入っているからです。
これはスギ花粉についても同じです。

子供の生態を観察してきて

ホコリに弱い子供たちですが、ホコリを避けて暮らしているかというと、そうでもありません。大きくなってから、普段掃除していないところを掃除しようとすると、「俺のいないときにやってくれ！」と怒りつつ、どこかへ行ってしまいます。

それぞれの部屋を見てみると、ホコリはある程度あります。
喘息もある長男が一番きれい好きでホコリがたまらないよう気を付けていますが、三人の子供を見ていて、ホコリに対する共通の認識があることに気が付きました。

それは、「寝た子のように、積もったホコリは無理に起こさないほうがまし」というものです。

タンスの上や裏のホコリ、本棚の中の古い本の上に積もったホコリ、額縁に裏のホコリなど、知らないうちに、生活しているなかで徐々に積もったホコリは、そのままにしておいた状態のほうがまだ吸い込んでしまうデメリットが小さく、一気に掃除してしまうと、舞い上がったホコリがしずんでしまうまでの間の方が危険率が高いということです。

結果として、三人とも、「掃除はしてほしいが、自分のいないときにやってほしい、そうでないなら放っておいてくれ」という意見になっています。

まとめ

私の知っている子供のころからアトピーの人には、きれい好きの人もそうでない人もいますが、だいたいはアトピーの人自身は掃除が得意という人ばかりではなく、周りの人が「何とかしてあげたい」と思って奮闘した歴史があるのかお掃除上手のきれい好きが多いように思います。

自分自身で掃除しようとすると、マスクと眼鏡ををしていても涙と鼻水がだらだらになったりするから、きれいにしてほしいと思っているけれど、自分のいないときに何とかしてほしい人が多くなるのではないかと思います。

結論として、ホコリに弱いアトピー児は基本的にはきれい好きですが、降り積もったホコリを自分で何とかするくらいなら、そのままにしておいたほうがいいと思う人が多いのではないかと思います。