2015.05.20
アトピー性皮膚炎 すぐに治そうではなく、少しづつ良くしていこう!が考え方。
アトピー性皮膚炎であると、必ず「どうして自分はアトピー性皮膚炎になったんだろう」「普通に生活をしたい」「今すぐにアトピーを治したい!」という気持ちが湧いてきます。でも、アトピー性皮膚炎は風邪のようにすぐに治る病気ではありません。
直ぐに治すではなく、今の状態より良くしていく・・・
そういう気持ちが大切になります。
「責めること」はやめる
アトピー性皮膚炎であると、他の人が普通にさり気なくしているこが、出来なかったりします。ポニーテールをすると首筋のアトピー性皮膚炎が目立ったり、水着はもちろん、キャミソールなどの肌の露出が多い格好は出来ずに、真夏でも長袖のカーディガンを羽織ったりします。
女性であれば、生足で短いスカートを着たりも出来ず、真夏でもパンストを履いて掻き傷を隠したりします。
男性では、Tシャツでは首元が見えるため、襟付きのシャツを着てアトピーを隠したりするでしょう。
普段さり気なくしていることが、出来なくなるのがアトピー性皮膚炎です。
そういった時に、なぜ自分がアトピー性皮膚炎なんだろうと自分を責めてしまいがちですが、責めるのではなく、体質を受け入れることが大切です。
治すではなく、改善する
アトピー性皮膚炎は、風邪のようにすぐに治る病気ではなく、その体質と向き合って、長い目でみていかなればなりません。
薬を飲んだから、薬を塗ったからといってすぐに治るのではなく、アトピー性皮膚炎という体質を少しづつ改善していく、というのが考え方が必要です。
治療を頑張っているのに全然成果が見られない、落ち込んでいる方も、少しづつ良くしていこう!という考え方で前向きに治療に取り組んでいければと思います。
アトピー性皮膚炎であることの少しの気遣い
アトピー性皮膚炎であると、食べたいものが食べれず、着たい服が着れず、行きたい場所に行けない・・・・すべてをセーブしなければいけない気分になります。これでは、とても窮屈で仕方ありません。
自分を追い詰めるのではなく、日常的に使っている物、身に着けている物を肌へ優しいものにしよう!
この少しの気遣いだと考えるようにしましょう。あまり気持ちに負担を掛けないようにするのがポイントです。
アトピー性皮膚炎はすぐに治るものではなく、長い目で付き合っていかなければいけません。
なかなか良くならないアトピー性皮膚炎で自分を責めることなく、少しづつ良くしていこう!この気持ちが大切です。焦ることなく、治療に取り組んでいきましょう。
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