子供の写真【アトピーが悪いときは少ない】きれいになっていると信じてもらえない

子供の成長を記録しておくのに、動画を使う人が増えています。
今は簡単にUPでき、遠方の家族とも共有しやすくなりました。

我が家ではかねてより、動画よりも静止画、写真派だったので、動画も少しはありますが、いまだに圧倒的に多いのが写真です。

データは消える

デジカメの普及でハードディスクに保存して、ある程度たまったら印刷していましたが、子供がちょっと大きくなると親の目を盗んでよからぬところにネットサーフィンし、ウイルスを拾ってくることがしばしばおこるようになりました。

結果として、ハードディスクが回復不能になるまで故障することがしばしばおこり、バックアップ作業に明け暮れていましたが、バックアップする前に完膚なきまでに消え去ることが起こり、とうとうバックアップも印刷もする気力をうしなってしまいました。

悪いときの写真が少ない

もう子供も子供と言えないサイズなので、それより前のものもあるけれど、もういいかと写真についてはあきらめがつきました。

それ以前に撮った写真で現像した分はたくさんあります。
子どもごとにまとめてありますが、さすがに最初の子供の長男のものは多めです。

しかし、多いとはいえ、長男が本当に悪くで傷だらけで顔までジュクジュクのときの写真はほぼ皆無です。また、長男だけでなく三男も全身アワオコシになりましたが、どちらもアワオコシの写真はほぼ皆無です。

親として、子供の苦しんでいる姿や見ていてつらくなるような姿は撮れないということも一つにあります。また、自分の頭から浸出液が噴き出している様子なんて、死んでも撮りたくない。結果として、本当に悪かった時の証拠は皆無となってしまいます。

きれいになっていると

子供に限らず、外から見てなんともない状態になっていると、「アトピーだ」と言っても信じてもらえないか、「どうせ軽いんでしょ」と思われてしまいます。

高校生になった今も生の卵や牛乳で死にそうになるとは誰も思わないらしく、目が嘘ばっかり、証拠はあるの？と訴えています。

でも、証拠はありません。
アトピーに詳しい人には「4歳の時IgEが8700あった」といえばある程度は通じますが、「こんなに悪いんだぞ！」と自慢しているかのようでむなしいです。

また、学校では担任の先生が変わるごとに、この子はアトピーですと告げておかないと、どこでどんなトラブルにまみれるか想像もつかないので、連呼する必要もあり、最近の神経質な親と思われがちなのがまた腹立たしいです。

人に、「こうすればある程度は軽減できるよ」と説明しても、もともときれいだと思われると伝わりにくくなります。

心を鬼にしてでも、何枚か、本当に悪いときの写真を残しておいた方がよかったと思います。わかったうえで、過去に戻ったとしても、やっぱり撮るのがためらわれると思いますが、せめて1枚くらいは撮っておいた方がよかったかな、と思います。