無農薬ハーブをお風呂に浮かべる【ハーブバス】お風呂の楽しみ

おふろの残り湯で洗濯するのが好きなので、入浴剤が今一つ好きではない私ですが、夫は入浴剤が大好きです。特に乳白色に白濁する入浴剤が入っていると、洗濯に使っても汚れ落ちが悪いので、使う気になれないので、できるだけ買ってきてほしくないのですが、つい買ってくることも多いようです。

こどもは見ている

こどもは、私が残り湯を洗濯に使いにくいので入浴剤を入れると嫌がっていることを早くから気が付いたようです。

夫が大量に入浴剤を買ってきたとき、複雑な顔をしていました。
「どんどん使え」というのに、なんだかもじもじしていました。
私が入浴剤を使うのが好きではないのを感づいていることに、このとき気が付きました。

私が今さらながらに入浴剤を勧めてもそらぞらしいので、あえてすすめていなかったので、いつの間にか使わないことが多くなりました。遠慮しているんだろうなと思いつつ、結局彼らは入浴剤が好きなのか嫌いなのかよくわからないままでした。

ゆず湯・しょうぶ湯

冬至のゆず湯、五月の節句のしょうぶ湯は季節の楽しみでもあるので、毎年欠かさず行っていましたが、最後に私が入るころ、ゆずがさわられすぎたのか爆発していたりします。

「ゆず入れ忘れた」とか「しょうぶ買い忘れた」というと、一斉に、「えーっ！」と抗議の声が上がります。どうやらそれらが入っているのは好きなようです。

「入浴剤もいれてもいいよ」と何回か言ってみましたが、ほとんど興味を示しませんが、生ものが入っているのは好きなようです。そこで、手に入る無農薬のものをいろいろと入れてみることにしました。
無農薬のミカンが手に入ったときに、乾かしておいた皮を入れると、いい反応が返ってきました。

ハーブバス

さらに調子に乗って、庭で育てているハーブをブーケにしてお風呂に入れてみることにしました。ばらばらになったら嫌がるし、風呂釜が詰まっても困るので、大きめのだしパックの紙の袋に入れてお風呂に投入しました。

最初にやったのがローマンカモミールバスです。
癒しの甘い香りが子どもの心もつかむと思ったのですが、お風呂から飛び出してくるなり、「おかあさん、お風呂に草入れてる！」と抗議の声。「ハーブバスだよん」と言うと、「虫がついてないだろうね」と疑い深い声。市販のものは良くても、庭で育っているものは信用できないようです。

第二弾として、セージバス、ラベンダーバスもやりましたが、人気はいま一つです。
母おススメの南天バスも「変なにおいがする」とばっさりです。

柑橘系の香りは好きだけれど、ハーブ系の香りは好きではないのかもしれません。
私は好きなのですが、我が家の子どもにとってハーブバスはお風呂の楽しみとは言えないようです。

それでも、どれを入れても肌の調子が悪くなったわけではないので、手に入る無農薬のハーブなどでお風呂を楽しむのは、アトピーにはマイナスにはならないと思いました。