雑穀はおもしろい　雑穀とたわむれよう【卵小麦粉無しでもお好み焼きつくれます】

小さいころ、卵牛乳だけでなく、米も小麦粉もダメだったわが家の三男（16）。
彼の主食用に各種の雑穀を買い集めていました。

知り合いの、同じように米などがだめで雑穀を食べている子どもが、自分のご飯を「とりのえさ」と呼んでいたので、うちの子どももとりのえさだなと思ったりもしました。

雑穀とたわむれてみて

離乳食は、食が細くない子どもでも、バケツいっぱい食べたりしないし、ほんの少量作るのは結構難しく、多少多めにできてしまいます。

冷凍保存してもいいのですが、本当に小さいうちはつくりたてを食べさせてあげたいしあまるから、捨てるのはもったいない。ふと気が向いて自分でも食べてみたところ、他に言いようがない変わった食感で「いけるじゃん！」と思うものが結構ありました。

マズイと思うのは先入観のようです。
とりのえさにしておくのはもったいないなと思ったりしました。

お鍋でお水でコトコト煮て、おかゆかご飯のようにして食べて特においしいと思ったのはアマランサス。ついでキビ、アワでしょうか。

アマランサスは、後にご飯と一緒に炊いてアマランサスご飯に、サラダの素材に、トッピングに、プチプチ食感が楽しくて、家族全員で楽しめました。

関西人の意地【卵小麦粉なしのお好み焼きを作る】

夫も私も関西出身のわが家。マイコテ・マイ鉄板・マイたこ焼き器という三種の神器は今も昔もあります。

お好み焼きを休日に焼きたい夫。ダメだという私。
大丈夫な素材で作ってみせると豪語し、作ってくれました。

使う雑穀粉は今あるものでたいてい差し支えはなかったようです。
その中で、絶対不可欠だったのは粒でもイケた、アマランサス粉でした。コレを加えておくと、生地のまとまりが良くなったうえ、味が整ったようです。

最初に三男の特別お好み焼きを焼き、その後、普通の種で我々のお好み焼きを焼いてくれました。
卵も小麦粉も、つなぎの長芋も入れずに作るお好み焼きは焼くのに技術がいりました。私には無理です。

父の愛情ですね。小さい三男が食べ終わる前に長男次男の一枚目が焼き上がり、三人並んで、「おいしいね」と微笑み合いながら食べている姿はとてもかわいいです。

マクロビオティックをおすすめするわけではないですが

アトピー児の食生活はやろうと思わなくてもマクロビオティックに近いので、それ以外の方向にも目を向けさせてあげたかったから、しいてマクロビオティックをめざすわけではありませんが、面白い食材として、雑穀も使って見るのは面白いと思っています。

◯◯が食べられないと思うよりも、雑穀という変わりダネを面白く食生活に取り入れて見る面白さに、着目して欲しいと思います。