2017.06.28
皮膚科に久しぶりに行く【ついでにもらうステロイド剤】
ステロイドがあったら、さっさと状態をよくできる程度の軽い肌荒れ部分が、出たり消えたりと言った症状が延々と続いている私には、面倒くさくて病院にステロイドをもらいに行く気にはなれません。
待ち時間が長く、1本もらったらどの程度持つかわからないし、アトピックスキンなどひどくなければ保湿剤だけでも時間をかければ収まるし、またもらいに行くのも面倒です。
そんな私が皮膚科に行くのは、自力ではどうしようもないことになったときのみ。そして、とうとう、久しぶりにその時がやってきました。
バラの季節はとげが刺さる季節
春になって庭先のバラの芽が伸びてきて、蕾もちらほらみられるようになり、ガーデニングが楽しい季節になってきました。花は咲いていなくても、葉っぱが出てくるとまたぞろ虫が現れるところがバラのウイークポイントです。
虫がついたまま放置していればあっという間に丸裸にされてしまったり、枯れてしまうことになってしまうので、虫チェックと虫対策は欠かせません。
バラにはとげの少ないものもありますが、とげがほとんどない品種でも油断すると手指にとげが刺さってしまうので、皮手袋は欠かせません。場合によっては革手をすり抜けてとげが刺さることも。
とうとう軽い老眼になってしまった私には、刺さってしまったとげが見えないので、とげが刺さることよりも刺さったとげを抜く苦労にげんなりしてしまいます。
ふと、右手の指先を見たとき、とげが刺さって黒くなっているところがありました。皮膚が硬くなっているのか、痛くもかゆくもないのですが、針でつついてもとげが取れないようです。
うまく見えないため、深く埋めてしまったのかなと思い、そのうち浮上してくるだろうと思って放置していました。
痛くない時点でアヤシイと思うべきだった
とげなのになぜ痛くないのか気が付くべきだったのですが、放置していたところ、また庭のバラの手入れをしていてとげがいくつか刺さり、抜いていたところ、そういえばあの痛くないとげ、そろそろ出てきて抜きごろになったかななどと考えていました。
見ると、とげが刺さっていたと思っていたところが、全体的に真っ黒になっています。
皮膚の色が変わるとしても、膿なら白くなるはずだし、赤く腫れてもいない・・・おかしい。
そう思ってよくよく見てみると、黒い部分は線状だったり点々だったり、なんだか見覚えがある状態です。
かつて、次男が足に黒いウイルス性のいぼができ、次男の靴下を間違えてはいた三男に移り、長男もそういえば俺にもあるといいだし、挙句に夫の足にもできてしまったあの黒いいぼ。
ドライアイスで焼いてもらうのですが、なかなかなくならず、どの子も長く皮膚科に通いました。
まさに、彼らの足にできたいぼに似ています。先日、夫の革靴のしわを伸ばそうと手を突っ込んだことがあったけれど、あの時感染した??
いやまさかな・・・と思いつつ、でも、あのいぼにそっくりです。
思い立ったら吉日で皮膚科に行く
素人には判断できないし、素人に取れるものでもないので、久しぶりに皮膚科に行こうと思いました。どうせ同じ皮膚科です。この際大したアトピックスキンの箇所がないのですが、アトピーの薬ももらっておこうと考えました。
時計を見たら11時半。病院がお昼休みになる前に、さっさと見てもらってさっさと済ますことにしました。
お昼寸前に着いたためか、待ち時間はほぼゼロ。久しぶりなのでと受付で話し、問診票を書いたらすぐに呼ばれました。
久しぶりに会ったドクターにも年月の経過が見えましたが、ファミリーでかかっているので、あまり来ない私でもしっかり認識されていました。
「ご無沙汰しています」という私に「お久しぶりです」と言ったドクター、「いやあ、5年ぶりですね」と言われ、歳月の流れを実感しました。
ドクターの見立ても、同じウイルス性のいぼでした。
軽く取り除いて、ドライアイスでちゅんちゅん焼いて、2週間後くらいにまた来てください、しばらくかかります、とのことでした。
アトピーについては肘の両側を見せて、見せながら「うわーたいしたことないなー」と思いつつも、ドクターもそう思ったのでしょう、保湿剤と、保湿剤と混ぜ合わせたステロイド剤を出してくれました。
お風呂上り保湿にワセリンを使うので、病院で多めにもらっておくと結構長く使えるから、「ワセリンも出してください」と頼みました。
もとより急激に治るとは期待してないから
アトピーに関しては、急激に悪化した直後ならいざ知らず、治るか治らないかのところでふらふらしている状態ではステロイドも大した効き目が期待できません。
もとよりそんなことは百も承知なので、治るとは期待していないので、通り一辺倒のものをもらっても何の不満もありません。
画期的な新薬が出てきて、体質がガラッと変わりますが試してみますか?と言われたら、その方が怖いです。
これでいぼのためにまた当分皮膚科に通うのかと思うと、その方が憂鬱ですね。
早く治らないかな?とおもいつつ、いいタイミングで本物のとげが刺さって取りにくかったら、無理にとらずについでにドクターに抜いてもらおうかしら??などと不埒なことを考えています。
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