アトピー肌に対する馬油の効果と使い方

冬は、空気が乾燥していてお肌は乾燥しやすい状態が続きますがアトピーの方は本当につらいですね。

乾燥肌の方もツッパリ感を強く感じますがアトピーの方は強いかゆみが伴いますので辛いのです。

花粉症の時期には要注意

アトピーは、もともと遺伝性の病気と考えられてきましたが花粉症や、アレルギー性鼻炎の方が急に発症したりすることもあるのでアレルギー体質の方は急に症状が出る可能性があります。

花粉症の症状が出る時期になると、花粉症の発症のメカニズムを説明していることが多いので、お聞きになった方もいらっしゃるかもしれませんが花粉症は、体内に入ってきた花粉を異物としてとらえ、体外へ出そうとする過剰反応から起こるものです。

アトピーも同じようにお肌のバリア機能が弱くなったところに細菌やウイルスや異物が入ってきて免疫が過剰に反応してしまい炎症が起こると考えられています。

極端に乾燥肌になったら病院へ

原因は、ダニやカビが原因の場合が多いですが食べ物や遺伝、ストレスの場合もありますので、極端に乾燥肌になってしまったと感じた場合には専門医の受診をお勧めします。

アトピー性皮膚炎になったお肌は、バリア機能が低下してお肌の水分も不足して乾燥し、炎症も起こってかゆみがひどくなってしまいます。

そのうえ、活性酸素の影響も受けていますのでバリア機能の保護を考えたケアが必要だと思います。

アトピーのケアの一つとして行っておきたいことは、オイルを使ってケアし、お肌のバリアを高めておくということです。

一般的にはワセリンが多く処方されますし、ホホバオイルを使用されている方もいらっしゃいます。

馬油のメリットについて

いろいろなオイル、オイルを含んだものがありますがここでお勧めしたいのは馬油です。

一般のオイルは、表面のバリアを高める意味ではいいのですが馬油は表面のバリアだけでなく、お肌の角質層に浸透するので馬油に含まれる成分が効果を発揮しやすいのです。

血行を促進したり、炎症を抑えたり、新陳代謝を促したり、そして何より馬油の成分が人の皮脂に近いのが肌なじみのいいことにつながっているといえます。

馬油は、昔からお肌のトラブル(日焼け・シミ・しわ・しもやけ・あかぎれ)や火傷や切り傷などに民間治療薬として使われてきた歴史があり、現在も馬肉を食べるなど安全性も高いところが安心できます。

馬油の持つ特徴を考えると、アトピーに有効な成分がいっぱいなのですが、お肌に合う方と合わない方がいらっしゃるので、かかりつけのお医者様とご相談の上でご使用ください。