2016.04.29
アトピーに対するえごま油の効果とは
アトピーになってしまう以前から、健康な体作りのためには栄養バランスなどを考えて食事をすることが大切だと言われ続けています。
肉や魚、野菜なども好き嫌いをせずにバランスよく食べることで体の状態も良くなりますから、もし発症した場合にも普段の食事を見直して、ビタミンやミネラルなどいろんな栄養素を取ることがとても重要になってきます。
食材の一つとして油にも目を向けよう
けれどもその一方で、日々どんな油を使っているかということにまではあまり目を向けていない人が殆どです。
多くの一般家庭で使われているのは、サラダ油を始めとしたリノール酸を含んだ油をよく使っています。
リノール酸自体も必須脂肪酸ではありますが、アレルギーなどを進行させやすいので出来るだけ量を控えた方がいいのです。
市販の食品やお菓子類などにはリノール酸が使われている油を使って調理されていることも多く、普段の食事を何気なくしている場合には過剰に取り過ぎている場合が大半です。
アレルギーを抑える効果のあるαリノレン酸
最近はアトピーなどの改善に良い油として、アレルギーを抑える効果もあるαリノレン酸が含まれている油に注目が集まっています。
αリノレン酸は体では生成できないので、食事などから摂取することになります。
そしてそれを効果的に摂取できる油の一つにえごま油がありますが、アレルギーの抑制だけではなくて、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれたり認知症やうつ病などを緩和させてくれたりするなど他にも嬉しい効果がたくさんあります。
ダイエットなどにも効果があるので、体に良い油を食べたいと思うのであればえごま油も手に入れやすくなっているので、普段の食事に取り入れていきましょう。
えごま油と食生活の改善
アトピーの改善には食生活の改善も平行して行っていくことが多いです。
えごま油の一日の量としては、小さじ一杯ほどの少量で十分です。
加熱しすぎると良くありませんので炒め物などには使えないのですが、サラダなどを食べるときのドレッシングにしたり、味噌汁などに加えたりするなどしても美味しく食べられますので、いろんな料理の仕上げにさらりと振りかけて使っていくといいでしょう。
普段はどんな油を使っているかということを意識することはありません。
アトピーになってようやく食材の一つとして油にも目を向けることになります。
これもバランスよく摂取することが大切なので、少しずつ日々の量を考えながら継続していろんな料理と一緒に食べて、体の中からアトピー改善をしていくようにしましょう。
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