菌活はアトピーを救う？乳酸菌納豆菌大好き生活

顔に青いあざがあるため虐待とよく間違われたり、巨大なニキビや背中のあせもに悩む三男は、皮膚にはいい思い出がないかもしれないけれど、今現在アトピックスキンがないので快適そうに見えます。
三男のような強いアレルギー体質のある子供で、アトピックスキンがないのは奇特なことだと思います。

生後間もなく乳児湿疹がさく裂してアワオコシ状態になったし、小学校に入るころまでは明らかにアトピーとわかるアトピックスキンだったし、いまだに加熱が不十分な卵も牛乳も全く受け付けず、一口でひどい下痢か嘔吐してぐったりしてしまいます。

アトピックスキンがないからと言ってアトピーではないとは言えません。
ぎりぎりで保っているだけで、簡単にアトピックスキンを作ろうと思えば作れるだろうと思います。

三男の菌活

三男は小さいころから発酵食品がとても好きでした。「おなかがすいたから、味噌なめた」と言ったのは何歳の頃でしょう。
3歳ぐらいだったと思いますが、私の人生の中で味噌をなめるという選択肢はどこにもなかったので、唖然としたことをよく覚えています。たくあんもキムチもとても好きで、放っておいたらなくなるまで食べてしまいます。

そんな三男が、毎日でも食べたいのが納豆です。挽き割りか小粒がデイリーフーズとしては好きなのですが、干し大根が入っているものや、ちょっと変わった竹の皮などで包まれた納豆もとても好きです。
「引きが違う」とかタレがおいしいとかに始まり、パックの納豆は30回混ぜた方がいいとか自分なりのおいしい食べ方があるようです。

そんな三男を見ていた長男が、「毎日納豆ばっか食ってたら食べられなくなるから、時々食うのをやめろ」と助言したところ、部屋で暴れて家具に穴をあけていました。
最近の合板の家具は薄いので、パンチで簡単に穴が空いてしまうようです。

最近は乳酸菌も登場

菌活が板についている三男ですが、最近、「これ飲むと体調がいいから、買っといて」といったものが乳酸菌飲料です。
カゼイシロタ株のものではなくて、もうちょっとリーズナブルなスーパーで袋売りされているやつですが、三男のお気に召したようで、「お通じにもいい！」と絶賛しています。
まさかアレルギーで下痢してるんじゃないんだろうなと心配もしたりしましたが、体調は悪くないようなので、まあいいかと思っています。

ただ、アレルギー体質の人間が毎日欠かさず同じものを食べるのはちょっと危険です。
よくよく観察していると、時々飲むのを忘れるようなので、このペースであれば様子を見てもいいかなと思いました。

頻食にならない程度であれば、嗜好品なので好きにしてよいのではないかと思います。
乳酸菌飲料は生乳とちがうので、これであればそれほど心配することではないかと思います。小さいころならいざ知らず、今はキャパシティも大きくなってきています。

長男も菌活

長男はアトピックスキンが今なおあるのですが、菌活はしています。彼が好んで取る乳酸菌飲料はカルピスのほうがウエイトが高くなります。もっとも、カルピスは三人息子、全員が好物です。
「この乳酸菌はよほど体に合うのではないか？」と思うほど、どの子も早期から飲むことができ、これで具合が悪くなったことが一度もありません。優秀な乳酸菌だと思います。
カルピスバターも高価ですがとても良質でおいしいバターなので、カルピス製品は我が家の面々の口に合う味なのかもしれません。

これと合わせて長男はチーズがとても好きです。本来チーズは牛乳よりもアレルギーを起こしやすいはずなのにと当時かかりつけだった医師に言われましたが、3歳のころには食べても問題がなかったように思います。
夫が好きで置いてあるのを勝手に食べて、無事だったのでほっとしたことがあったため、早いうちに食べられることが分かりました。不幸中の幸いですが、頭の中に誤飲事故の文字が踊りました。

加熱してあるチーズは三男も好きなのですが、チーズの包装紙を外して食べている姿は見かけたことがありません。
これだけ食べようとしないところを見ると、具合が悪くならないまでもおいしく感じられないのではないかと思います。

体に合わないものはすすんで食べようとしないのが、アレルギー児の特徴だと思います。
似たようなものを原料にしていても、菌が違ったりものが違ったりすると、受け付けない場合があるのかもしれません。

次男は菌活しない

ふと考えると、次男が好んで食べる発酵食品が思いつきません。彼の体には長男三男に比べると乳酸菌が多量には必要ないのかもしれません。

消化能力が低めで下痢やおう吐をしやすいアレルギー体質の強い子供ほど、腸内環境が悪くないのだろうと思います。
長男三男は腸内環境が悪くなりがちなため、体が発酵食品を欲しがるのではないだろうかと推測しています。あくまで自分が見ていて思うだけですが、あながち外れていないのではないかと思います。