2016.05.05
お尻がかゆい!かゆみを抑える応急処置と考えられる病気
お尻がかゆいと、恥ずかしくてなかなか人に相談できないものです。
だからといってそのままにしていると、より悪化させてしまいます。
早め早めの対応が必要です。
お尻のかゆみを抑える応急処置
お尻のかゆみを抑えるための応急措置としては、まず冷やすということがあげられます。
冷やすことによって、神経が収縮しかゆみが収まります。
氷嚢のようなものを使っても良し、ビニール袋に氷を詰めてその周りをタオルで巻いて使っても大丈夫です。
よく薬局に売られているハッカ油も応急措置として使えます。
ハッカ油は、神経を麻痺させる効果があるので、かゆみもハッカ油によって沈静化することができます。
他には、単純に便が乾いてかゆみが出るといった場合も考えられるので、お尻をきれいにするということも挙げられます。
また、皮膚の乾燥が原因の場合は、皮膚の乾燥を和らげる対策が必要となってきます。
そのために、化粧水で保湿したりなどしましょう。
お尻が痒い時に考えられる病気
そして、お尻がかゆい時に、考えられる病気についていくつか挙げていきます。
まず一つ目は、蟯虫症です。
小児に多い疾患ですが、大人にも感染します。
これは、卵を肛門付近に産みつけるために、起こる病気です。
これは、駆虫薬などによって簡単に治ります。
他には、皮膚癌であるということも考えられます。
どんな対策をしても、かゆみが引かない場合は、皮膚癌である可能性があるので、すぐさま病院に行って検査するべきです。
性交渉で相手にも移ることがある病気
お尻がかゆい時、女性であったならば、膣カンジタの可能性も否めません。
この症状はカンジタ菌が原因でおこる病気です。
カンジタ菌は健康な人も保有している菌です。
しかし、ストレスや疲れなどによって、異常増殖をするときがあります。
そして、お尻がかゆくなってしまいます。
これは、性交渉によって男性にもうつってしまう可能性があるので注意しましょう。
また、カンジタ症と同じ性感染症の一つとされている尖圭コンジローマがあげられます。
これも、かゆみをうみ出す病気の一つです。
特徴としては、肛門付近にいぼ状のものができます。
原因はヒトパピローマウイルスというもので、仮にいぼを外科手術によって取り除いたとしても、ウイルスは残っていることがあり、再発することが多いです。
また、これも性交渉によって、相手に移ることがある病気です。
そのとき、パートナーが症状を発生するときは時差が発生するので注意が必要です。
このように、お尻がかゆい時は、ただかゆいだけでなく様々な症状、病気が発生しているときが多くあります。
したがって、お尻がかゆいと感じたときは、おさまるまで何もせずに放置するのではなく、すぐに病院に行き対策することが大切です。
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