2016.03.31
お尻にできる湿疹の原因と対処法
お尻は常に下着や衣類に覆われているので、摩擦を受けたり、デスクワークで椅子などで圧迫しやすい部分です。
お尻は顔の皮膚に比べるときれいな人が多いですが、高齢者やお肌が乾燥しやすい体質の人は、湿疹が出来たり、接触性皮膚炎などになりやすい部分です。
大変デリケートな部分なので、他人にはなかなか相談できず、一人で悩んでいる人が増えています。
乾燥しやすい秋冬は要注意
秋冬の時期は、皮膚が乾燥しやすい部分なので、お尻の皮膚のバリア機能が低下して、角質が剥がれてしまい、痒みや赤みを伴う場合があります。
痒みが赤みがあまり強くない時は、ドラッグストアや薬局で、薬剤師に相談すると軟膏などの塗り薬を処方してもらえます。
軽度の場合は、皮膚科の病院やクリニックに通院をしなくても、塗り薬を処方してもらうことで、改善することも多いです。
決められた分量をきちんと守って、症状が改善されても、すぐに薬は中断しないことが大事です。
普段の生活では入浴をして清潔を保つことが大事ですが、お尻に湿疹や皮膚炎などがある場合は、長風呂は避けるようにして、ゆるめのお湯で短時間の入浴をしたほうが良いでしょう。
入浴後は、お肌が大変デリケートになっているので、しっかりと保湿をしておく必要があります。
お肌に刺激の少ない石鹸を使用して、優しく洗った後は、保湿剤のクリームなどを皮膚に伸ばしておくと良いでしょう。
放置せずに通院しよう
お尻の湿疹や皮膚炎で悩んでいる人は、症状が悪化しても、病院やクリニックに通院をする勇気がなく、放置をしている人が少なくありません。
10円玉大の湿疹が出来て、強い痒みに悩まされている時は、自然治癒するのは難しいので、皮膚科の病院やクリニックに通院をすると、炎症や痒みを抑える塗り薬を処方してもらえます。
必要がある場合は、内服薬も処方してくれるので、しばらくの間は根気よく続ける必要があります。
毎日、鏡でチェックしよう
お尻は普段、衣類に覆われている部分ですが、入浴をする前や、後にはきちんと鏡でチェックをする習慣を身に付けるようにして下さい。
大変不快な症状で悩んでいる人が多いですが、病院やクリニックには、信頼できる医師が在籍をしており、恥ずかしいことではないので、きちんと通院をする必要があります。
体の免疫力が低下して、お肌が敏感になっている人は、金属やダニ、花粉などのアレルゲンを部屋に持ち込まないようにしましょう。
湿疹は治療に長引く場合がありますが、適切な治療を受けることで改善しやすくなります。
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