2017.10.07
サイト「アトピーで、悩む前に」をみて考えた
「アトピー」「アトピー性皮膚炎」で検索をかけると、様々なアトピー患者向けのグッズを紹介しているページや、ステロイドや保湿剤をすべて立って毒を出し切ったら治る、といった荒療治が紹介されているページに飛んでしまうことが多いです。
しかし、サイト「アトピーで、悩む前に」http://www.yoshida-cl.com/7-al/atopi.html を読んでみて、重度の食物アレルギーで悩んでいる乳幼児を持つ保護者向けの除去食に関する内容がほぼないものの、非常に内容がリベラルでわかりやすいので、思わず「まともなサイトもあるじゃん」と思いつつ、こういったサイトがもっと増えて、より分かりすく見やすくなればもっといいなと思いました。
医療従事者の作ったサイトだと思う
だれがどのように運営されているのか、ざっと最後まで読んだもののわからなかったのですが、医療従事者が書いたのは間違いないと思いました。
医療従事者の書かれたサイトは専門用語がどうしても多めに出てしまって、はじめてアトピーに出会って悩んでいる人には理解しにくいことがよくあるのですが、比較的わかりやすいのではないかと思いました。
ステロイド外用薬を怖がる人が多いのはよくわかりますが、年齢が上がってくるとともにストロンゲスト以外効かなくなってくるし、症状を抑えて徐々に弱めていけばいいと言われながら年々強度が上がっていくので、長年アトピーを患っていても怖いと思うことがあります。
乳幼児の顔に安易にステロイドを処方する医師も多く、乳幼児は皮膚に刺激を与えるものも口にするものも限られているので、アレルゲンの洗い出しがしやすいのにもかかわらず、医師から指示を受けたことはありません。
我が家だけを例にしても、長男のアレルゲンを洗い出したことはないし、ステロイドの前に怪しいと思うものを洗い出して、湿疹が次々出てくるのを防ぐ手立てを考えておくべきだったと知った後、三男の顔中に広がる湿疹を前に最終的にやれるのは、母乳を止めてアレルギー用粉ミルクに替えるしかないと至るまでになりました。
実際に替えたらみるみる湿疹が引いていったことと、アレルギー体質そのものははるかに三男の方が弱いし、皮膚の弱さも三男の方が弱いのに、ステロイドのお世話にならずに自分がアトピーであることも知らずに大きくなったことからも、乳幼児に関してはまずステロイドよりもアレルゲンの洗い出しが先決だと思います。
長男が乳児期からずっとステロイドが切れないこと、三男はほぼ使う必要がなかったこと、三男はアレルギーに対してある程度知識があり対策ができ、食物アレルギーについても準備ができていた家庭に生まれたからこそ、今も無事生きていると断言できることから、乳幼児のアトピーで悩む人には別に指導が必要だと痛感しています。
ですが今もって、この方面について納得できるサイトに出会えていないことが残念でなりません。
素人が言っても聞かないけれど、これしかないと私も思う
木綿の服を着るとか、汗をかいたらすぐシャワーとか、和食中心「まごわやさしい」とか、保湿して皮膚のバリアをつくりましょうとか、アトピーをよくしていくには欠かせないことがサイトに詳しく紹介されています。
私自身が人に聞かれて勧めることと全く同じことが書いてあり、ですが同時に、それらは大抵の人の心に全く響かない内容でもあると思います。
人が求めるものは、「〇〇ですぐ直る!」「画期的な治療法ができた!〇〇療法!」であって、地道にコツコツ生活習慣を見直し、体の中から治していこうというものではないようです。
布団の掃除機掛けひとつとっても、「やった方がいいけどやらない」という人も案外多いし、「やって本当に効果があるの?」と聞かれることもしばしばあります。
素人が言っても誰も聞かないけれど、医療従事者が言うことなら聞いてくれるかもしれないと思いつつも、聞かないだろうなあと思いました。
「理想論じゃん?」「真面目に暮らせ、って言われているみたい」と思いそうで、まあそうなんですが、そこんところがしっかりしていないと湿疹が下から湧いて出てくるのが止められないことは伝わりにくいのではないかと思いました。
とはいえ、大部分の人には十分だと思う
乳幼児期のひどい食物アレルギーのあるアトピー患者にまで網羅していないものの、それ以外の大部分の人には、これだけでアトピーとおさらばできる内容がきちんと説明されているサイトとなっています。
ですので自分の生活環境を考えて、あてはまっていない、できていないことは何かを見つけ出し、その点を改良するとかなり改善されるように思います。
例えば、「和食中心」と言っても、一生和食以外食べたらいけないわけでもないし、「今日はラーメンが食べたい」「ガッツリ系が食べたい」ときがあってもいいわけです。
それを中心にしないことが大事なのであって、布団の掃除機掛けも何年も続けるのだから、しんどい日は休んだりするのも大事だと思います。
サイトですすめられている内容で、「あ、これ、全然できていないな」と思う内容を適宜取り入れて、生活を改めるだけで成人アトピーはかなりのところで改善されるのではないかと思います。
体質だから完治するわけではない
アトピー性皮膚炎になるのは、アトピーになりやすい皮膚とアレルギー体質などがあるので、アトピックスキンが体のどこにもなくなったといっても完治するわけではなく、何かの異変が起こると再発してしまうことがあります。
体質がなくなるわけではないので致し方ないことであり、だからこそいい状態を維持するコツを自分なりに身に着けることがアトピーで悩まずに済む最良の方法ではないかと思います。
「悩む前に」とありますが、悩んでどうにかなるわけでなく、悩むと落ち込んでしまうので、「悩んでいる暇があったら建設的に考えよう」という意味がサイトのタイトルにも現れているように感じられました。
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