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食物アレルギーには同じものを食べ続けるのは厳禁【回転食という考え方】

食物アレルギーがあると、食べられないものが多く、食べられるものを探すのも困難で、安心して食べられるものについ依存しがちです。その安心して食べられるものも種類が多くないため、けっかとして同じものを食べる機会が増えてしまいます。

同じものばかり食べることを「ばっかり食べ」といい、アレルギーの引き金になる

同じものを繰り返し短い間隔で食べ続けると、それまでなんともなかったものでもアレルギーを起こしてしまうことがあります。

うちの三男坊は、1歳の頃、スルメイカをちゅくちゅくしゃぶっているのが大好きで、おやつによくしゃぶっていました。
他に食べられるおやつもあるのですが、ものすごく好きだったので、ついそれを与える間隔が短くなり、「ばっかり食べ」状態に。

そして、ある日突然、スルメイカをいつものようにしゃぶっていたら、みるみる顔が赤くなって、嘔吐。
呼吸困難にはならなかったので、手と口の周りをぬるま湯で洗って、落ち着いてから抗アレルギー剤を飲ませて様子をみようということになりました。幸い、すぐに腫れはすぐに引き始めたので、ひと安心でした。

それから3ヶ月位、スルメは厳禁に。
具合が悪くなったことを自分でも自覚しているのか、おねだりはされませんでした。

三ヶ月位して、夫のおつまみに手を出して、いつものようにしゃぶり始めましたが、それ以降はなんともなく終わっています。
こちらとしても、なるべく始終たべることのないように、たとえおやつでも「ばっかり食べ」は厳禁だと思いました。

同じものを続けて食べない「回転食」【厳密にやるとノイローゼになりそうなので、考え方だけおすすめ】

子供
同じものを続けて食べるとアレルギーを起こすものを増やしてしまうことがあるため考えられた食事法です。

主食も副菜も、毎食なるべく違う食材を用いて、例えば5種類など、順番に食べていき、同じものを食べる間隔を長くする食事方法です。

主食だと、米→小麦→ヒエ→アワ→キヌア→アマランサス→米→ という具合です。
米や小麦粉が食べられない場合は、他の雑穀類を回します。同じ小麦デュラムセモリナは構造が違うので、別扱いできます。

魚や肉でも同じように回していきますが、名前が違っても品種が似ている場合続けて食べないように気を使う必要があります。

また、うちの子供は青魚系はある程度大きくなるまで食べられませんでした。したがって、これを抜いたうえで続かないように気遣う必要性があります。これが野菜にも調味料にも要求されます。

正直いって、厳密にやれる人は少ないと思います。
よほど悪くて、よほど効果的でなければ、恐ろしく面倒です。

これをちゃんとやったら私は間違いなくノイローゼになると確信できたので、真似たのは考え方です。
同じものが続いていないか、間隔は十分開いているか、一応は考える、というものです。

つまりは「ばっかり食べ」をしない、それに尽きるかと思います。

毎日の食事は数ヶ月で終わることではありません。
生きている限り、何かしら食べるから、続けられることをできる範囲でやるのが一番だと思います。

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