2015.05.12
香りよりも優しさを。アトピー性皮膚炎の石鹸選びで知っておきたいこと!
現在、さまざまなボディーソープ・石鹸が出回っています。敏感肌のアトピー性皮膚炎の患者さん特に、どの石鹸が肌に良いものなのか、とても迷うことでしょう。
肌に直接触れる石鹸選びは、慎重に行いたいところです。
添加物が多く含まれる石鹸では、刺激が強すぎ、アトピー性皮膚炎の悪化の原因になりかねませんので、肌に優しいものを選びましょう。
石鹸とは
身体についた汚れや皮脂を取り除き、洗い上がりをサッパリ・シットリさせてくれるものです。ただし、通常市販されている石鹸は、添加物・化学物質が多く含まれ、アトピー性皮膚炎の敏感肌には刺激が強い可能性があります。
必要以上に皮脂を落としてしまうため、バリア機能が低下しアトピー性皮膚炎を悪化の原因になります。
香りが良いと人気があるから・・・香料がタップリ含まれた石鹸を選ぶなどはせず、アトピー性皮膚炎でも使用出来る低刺激な石鹸を選ぶ必要があります。
低刺激の石鹸
現在は、アトピー性皮膚炎の症状に合わせた低刺激な石鹸が発売されています。すべてのアトピー性皮膚炎の患者さんに合うとは一概に言えませんが、天然由来の保湿成分が配合され、肌への負担が少ない石鹸なので、一度使ってみる良いでしょう。
合成着色料や香料などの、添加物は含まれずに、通常の石鹸より肌には優しいです。
また、泡立ちが良いからと、合成界面活性剤入りの石鹸を選ぶのは、避けてください。アトピー性皮膚炎には刺激が強く、肌荒れの原因になります。
石鹸なしでも大丈夫!
アトピー性皮膚炎は、掻きすぎるとジュクジュクになり、化膿する場合があります。清潔にしなければと、石鹸でゴシゴシ洗うことなどは絶対にせず、(石鹸を使わずに)お湯で汗を流す程度にしましょう。
無添加で優しいタイプの石鹸でも、アトピー性皮膚炎を悪化させてしまう可能性があります。
また、この場合は、とびひなどの別の病気にかかっている可能性もあるので、必ず病院に行き、お医者さんの指示に従いましょう。一般的にボディーソープよりも石鹸の方が、簡単にすすぎ落とすことができ、肌に優しいとされています。
アトピー性皮膚炎の調子が悪い時は、ぜひ石鹸を選んでみてください。
アトピー性皮膚炎にとって、優しくスキンケアをすることは、大切な課題です。
通常、出回っているものでは刺激が強すぎる可能性があるので、低刺激、アトピー性皮膚炎の症状に合った石鹸を選ぶようにしましょう。
また、どの石鹸が合うか分からない為、初めはお試し品などを使うなど、工夫しましょう。
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