指のカサカサ・手荒れに注意！アトピー性皮膚炎の手荒れ防止対策！

アトピー性皮膚炎の体質であると、バリア機能が低下しているため、どうしても、手が荒れて、カサカサ・ジュクジュクになりやすいです。

手のケアはとても難しく思いがちですが、日々のケアをマメに行うことで、手荒れを防ぐことが出来ます。ぜひ、頑張りましょう！
 

手荒れで絶対にダメなことは！

手荒れで絶対にダメなことは、洗剤を素手で触ることです。食器洗いを行う際、食器用洗剤を原液でつけ、素手で洗っていませんか？

これは、とても肌に悪く、手荒れの直接の原因となります。
食器用洗剤には、肌への刺激が強い成分「合成界面活性剤」が含まれている可能性があります。合成界面活性剤は、皮膚の脂を落としてしまうために乾燥肌になりやすく、また、たんぱく質を溶かすため、必要な角質を落としてしまう可能性があります。

肌への刺激が強く、肌のバリア機能を低下させてしまう恐れがあるため、アトピー性皮膚炎の方は素手で触ることはやめておきましょう。

原液を薄めても、素手で触ることは禁止です。
痒みやアカギレの原因になりますので、必ず手袋をはめて洗い物をしてください。

また、敏感肌用の無添加の洗剤などが出ているので、一度試してみるもの良いでしょう。

ナイロンの手袋は？

上記にも記載の通り、食器洗いなどを行う際は、必ずナイロンの手袋をするように気を付けてください。

お風呂掃除、拭き掃除なども同様です。
洗剤が直接手に付かないように注意しましょう。

また、ナイロンの手袋についても、素材によっては、手荒れの原因になります。
手荒れが悪化した場合は、綿の手袋の上に、ナイロンの手袋をすることで、刺激を防ぐことが出来ますので、一度試してみましょう。

保湿ケアをマメに

手は、保湿クリームを塗ってもすぐに落ちてしまうため、ケアを怠りがちです。
しかし、ケアを行わないと改善せずに悪化をたどる一方になるので、保湿クリームをマメに塗るように心掛けましょう。

アトピー性皮膚炎がきついようであれば、皮膚科に相談して、手の塗り薬を処方してもらいましょう。日常的に使う保湿クリーム、夜寝る前に塗る薬など、その時により、薬を使い分けるのも良いかも知れません。

働いていると、手にハンドクリームを塗ると、パソコンが使いづらく汚れる、ボールペンが持ちづらいなど、問題がありますが、今はベタつかないタイプの保湿クリームも出ているため、工夫してケアを頑張りましょう。

洗い物の度に手袋をするのが面倒だとは思いますが、洗剤を素手で触るのは絶対にやめましょう。

洗剤などの化学物質を素手で触らない、保湿ケアをマメにすることで、手荒れの改善になります。