アトピーの荒れた肌の最後の砦はやっぱりワセリン

今年の初夏、異様に暑いときに畑仕事を長時間こなした後、一気にアトピーがひどくなり、なかなかいい状態に持っていくことができずに四苦八苦していました。

夫御推薦のシーブリースローションでかゆみを紛らわせながらスキンケアしたり、ヒアルロン酸たっぷりの化粧品をアトピックスキンに使ってみたり。
どれを使ってもある程度は肌に改善が見られますが、いずれも医療品でも何でもないし、成人アトピーはこれしか効かないだろうと思っているステロイド剤が入っていません。

劇的な効果を期待する方がどうかしているのであって、まあこの程度の改善なら良しとするかと思うしかありません。

体形はともかく水着が着れるくらいの肌にもどりたい

見た目にはっきりかさかさとか、血がにじんでいるとか、始終かゆいとか、そんな状態が長く続くとうんざりしてきます。

アレルギー体質が強いので、ともすれば急激に悪くなることは重々承知しており多少悪化しても長引いてもショックはそう受けませんが、違和感のあり続ける体にうんざりしてきます。
どうにかならないかなあと思いつつ、どうにもならないのが慢性化した病気なので致し方ありません。しかも究極ともいえるほど病院が嫌いになっているので、この程度では行こうという気にもなりません。

ステロイドを使って早期に良い状態に持っていくのも一つの方法ですが、衣服の下で目立つわけではないことを思うと、別に早期でなくていいやと思ってしまいます。
いい加減うんざりしているくせに、早期でなくていいというのは非常に矛盾しているのですが、実際そうなので何とも言い切れないところです。

とにもかくにも人様に見せてもどよめかれない状態に持っていきたいと思うのですが、それが案外と難しく、歌ではありませんが三歩進むと二歩下がるようなところがあるのがアトピーの状態なので、気長に取り組むしかないかもしれません。

いい加減面倒くさくなるころが治るころかも

アトピックスキンがない状態が維持できるころというのは、いい加減スキン化して回るのが面倒くさくなって、時々保湿剤を塗り忘れてしまう頃にだんだん治っていき、そういえば何も塗ってないかもとおもったころにいい状態になっているのだと思います。
他の方はどうかはしりませんが、少なくとも私は毎回悪化するたびにこの経過をたどっていい状態に戻っています。

最近ようやくものすごく面倒くさく感じられるようになったので、あと少しかなと思いつつも、ホンマカイナという気持ちも強く、いや待て、また二歩下がるだろう？とか、いろいろと考え込んでしまいます。
そうなると、悪くなったケースをどんどん妄想し始めるので、自分でこれではいけないと思わなくてはいけません。

やっぱりワセリン？

先日、夫の下宿にお邪魔することがあって、保湿剤がワセリンしかなかったのでワセリンを塗ろうとしたところ、夫が塗ってくれました。
背中など見えないのでやみくもに塗っていましたが、人に塗ってもらうと痒い所にちゃんと手が届いて、かゆみが緩和されてとてもいい感じです。肌もより回復するような気がします。

もちろん、濡れた体にワセリンを塗ってからバスタオルを使うタイミングは外しません。
このタイミングのほうが肌に水分を蓄えられる量が多くなると考えられます。ワセリンの伸びもいいので塗りやすくもなります。

ワセリンを塗ってもらった翌日、二歩下がるんじゃなくて四歩くらい進んだ気がしました。
ワセリンは基材なので薬効成分が入っていませんが、保湿力はやっぱり格段に違うと思いました。ワセリンが肌を改善するというよりも、上にふたをして水分を閉じ込めてくれたといった方がしっくりするように思います。

何も入っていない分、肌に刺激にもならない点もとてもうれしいですね。
人によってはすべすべになるはずの成分も、アレルギー体質にかかると悪化の原因になりかねないのが怖いですね。

だいぶ涼しくなってきましたが、まだワセリンでスキンケアしないとすっきりしきれません。
そろそろいい加減治らないかなと思い始めたので、峠は越えたと思うのですが、実際は何とも言えません。自分の体ですが、よくわからないというのが本音です。

そういえばワセリン塗り忘れてる、そんなときがまたやってくるのを待ち望みながら、今日も風呂上りにせっせと自分でワセリンを塗ります。
夫が帰ってきたらまた塗ってもらえないかなとちょっと期待していますが、どうでしょうか。難しいですね。

先日コンビニに寄ったとき、スキンケアコーナーにワセリンが置いてあるのを見つけました。使う人が多いから売っているのだと思います。
私はコンビニでワセリンを買ったことはありませんが、出先で忘れたときすぐに買えたらどんなに助かるだろうかといつも思っていました。これからは忘れても安心です。100％どのコンビニにも置いてあるとは限らない点がネックですが、でも、大進歩だと思います。