母乳はお母さんからの贈り物！でもアトピーの原因の事もある

母乳には子供の成長に不可欠栄養がたっぷりと含まれているだけでなく、免疫力を強化する働きもあるので、できる限り赤ちゃんは母乳で育ててほしいと思います。赤ちゃんに母乳をあげるときは母親として至福の時でもあります。

母乳は赤ちゃんの栄養源

母乳を飲んでいる赤ちゃんの栄養源は、お母さんがその体内で作り出しています。では母乳の原材料はなんでしょうか。

それは、お母さんが食べたり飲んだりしたものになります。
お母さんが食べて消化して、栄養源に変えて母乳ができます。

したがってお母さんは子供の成長のために、栄養バランスの整った食事が必要だということがよくわかるかと思います。

母乳しか飲んでいない赤ちゃんの湿疹がどんどん増えていくとき、生活を見直しても全然止まらないとき、母乳が原因の一つである可能性が高いことに目を向ける必要が出てきます。

お母さんの消化能力が、アレルギーを起こしやすい赤ちゃんの十分に耐えられる状態まで消化する能力がない場合に湿疹が増えていくことになります。

お母さんが悪いと決めつけるのも間違いですし、赤ちゃんが悪いわけではありません。
お互い十分に消化できるだけの消化能力に恵まれなかったため、体が食べ物なのに異物と勘違いしてアレルギーを起こしてしまっています。

お母さんの除去食

病院の指示でお母さんが除去食をしても、赤ちゃんのアトピーがなかなか良くならないときがあります。

私自身、長男がアトピーだったので、三男の母乳を与えるにあたって、湿疹がなくならないので、正しい方法で卵の除去食をし、十分な効果がなかったので次いで牛乳の正しい方法での除去食をし、さらに刺激物もとらないようにしても、三男の湿疹がおさまらないことから、病院に行って、医師から「母乳を上げるのをやめるように」と指示を出してもらいました。

自分でやめる踏ん切りをtけることができなかったので、第三者に背中を押してもらいました。

効果のない除去食は、子供にもお母さんにも負担になるばかりです。
本当に悪くて、除去食をやってもまるで効果がない場合は、長く続けても効果が出ません。
こんな時は、アレルギー用粉ミルクに変えます。

そうはいっても、安易にアレルギー用粉ミルクに切り替えてはいけません。
激しくおいしくない味がします。出る母乳を止めてまずくて高い粉ミルクに変えるのがどれだけつらいことか、はかり知れません。

母乳はお母さんからの贈り物です。
アトピーの原因かもしれない、やめた方がいいかもしれないと考えるのは、最後の手段としてほしいと思います。