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生後3か月からの離乳準備は厳禁【保健師はあげたい気持ちがわからない】

子どもたちがまだ小さくて、アトピーに悩んでいたころ、夫と二人で喫茶店に行きました。
おそらく、子どもたちは小学校や保育園に行っていて、たまたま夫が休みだったのではないかと思います。

隣の席に、赤ちゃんを連れたおばあさんとお母さんらしき人の3人がやってきました。
赤ちゃんはようやく腰が据わったかなという感じの小さい子でした。

アイスクリームがうらやましい

最初にアイスクリームがお皿に乗って登場し、お母さんはおばあさんに赤ちゃんを預けて少し席を外しました。おばあさんは赤ちゃんをあやしていたかと思うと、アイスをスプーンに取り、赤ちゃんの口に入れ始めました。その姿に私はぎょっとしましたが、赤ちゃんは喜んでいるし、おばあさんは「食べたわ~」と上機嫌です。

これが私なら怒り狂って机をひっくりかえし、赤ちゃんをひっつかんで病院へ急行するところですが、ノーマルの赤ちゃんは平気なようです。戻ってきたお母さんは「あれ?食べさせてくれたの?」とニコニコしていて、「よかったね~」と赤ちゃんに話しかけていました。

何気ない風景がアトピーの場合、かなわない、一大事になることを考えると、とても気が重くなり、早々に席を立ちました。

こんな時は保健師の言葉がよみがえる

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消化能力が上がる生後6か月になるまでは何も食べさせるつもりはありませんといったところ、「あなたはそのつもりでいいかもしれないけれど、その後どんな障害が出るかわからないってことわかってやっているんでしょうね、ならいいわ!」と吐き捨てるように忌々しそうに告げた保健師の顔が今も思い出せます。

親というものは子供にいろいろ食べさせたい生き物だと思います。
アイスクリームを食べさせてあんなにうれしそうにしてくれたら、どんなにいいでしょうか。

今も三男はほとんどバニラアイスを食べることはありません。
今現在私がスプーンを差し出しても拒否するだろうなとふと思いました。

アトピーやアレルギーを悪くしないためには我慢

実際に痒くなったり肌が荒れて苦しむのは子どもの方なので、「食べさせることをさせてもらえない」ことを嘆くのはお門違いだと思います。とはいえ、親としてつらいことです。でも、子どもの体の事を考えるのであれば、譲ってはいけないと思います

周りの人が「こんなに食べるのよ~」と話しているのを聞くのがとてもつらい時期でした。
ただでさえつらいのに、追い打ちをかけるような栄養指導こそが百害あって一利なしです。

離乳開始直後食べられなかったものも、大きくなるにつれて少しずつ食べられるようになってきます。つらいことがたくさんあるかもしれませんが、アトピーの子もゆっくりとでも成長していくので、気長に取り組んでくれたらと思います。

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