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乳児湿疹が出始めたときにまず対処するのが重症アトピーにならないために必要

自分自身が食物アレルギーのある子供を育ててきて、大きくなった今、とても対応が楽になってきたと思います。
しかし、本当に気が抜けるようになったのかなり大きくなってからで、それまでは常々神経をとがらせてきたように思います。

アトピーと診断が出るまでの長い道のり

長男は生後1か月くらいで全身アワオコシ状態になり、ママ友に連れて行ってもらった初めて行った小児科では「アトピーかもしれないけれどまだわからない」と言われて、キンダベートのチューブを一本もらい、「まだわからない。小さすぎるから」とかなんとか。
その時の医師は老齢でしたが、よくわからない感じでした。

生後3か月ごろ、市民病院から独立した40代とおぼしきドクターが開業したので、そちらにまた行ってみることにしました。
彼は全母乳で育てていたので、「卵アレルギーが日本人にはいちばん多いので、卵を食べないようにしてください」と言われ、「アトピーですね」と言われました。
母乳はお母さんの食べたものでできているから、卵単独ではなく、魚卵鶏肉卵殻カルシウムに至る全卵成分を抜いた食事で対応するよう指示されました。

血液検査はこのときやりませんでした。
小さいときはアトピーであっても反応がきちんと出ないことが多いため、無駄な苦痛を子供に与えてしまうということでした。

このときはよくわかりませんでしたが、長男・三男や周りの子供の血液検査の結果と皮膚の状態を見ていて、アレルギー体質が強くても出ないときや、アレルギー体質が弱くてもなぜか出てしまうこともあるため、生後6か月未満でやってもあまり効果がないという医師の意見に納得しています。

気づいていなかったがこの間あまり手を打っていない

長男の時は気が付いていませんでしたが、アトピーと診断されるまでほとんど何も手を打っていません。ステロイドを説明なしにもらっただけです。
使いこなしのすべも習わず、小さすぎるからわからない、ただそれだけです。見直すべき生活も伝えられていません。

生後3か月でアトピーと診断されてからも、卵系列の完全除去を指示されただけで、子供の皮膚の状態との関連性を精査していません。
ステロイド剤のアルメタをワセリンで50%に希釈したものを、しっかり全身の湿疹のあるところに塗るよう指示がありました。塗ったところ、アワオコシ状態はなくなりましたが、全身いたるところにカサカサができ、かゆがるたびに塗る生活が延々何年も続きました。

湿疹の出る原因の探り出しが全くなされていません。抑えることに終始して、原因追及が全くなされていません。
まだ母乳しか飲んでいなかったときに、もっと原因を探る必要があり、卵全部を抜いた効果がどれほどなのか、ステロイドを塗る前に確認する必要があったのに、それもしていません。

ステロイドは即効性があるけれど、原因を見つけにくくする

考えつく原因がありすぎて特定できない成人と違い、乳幼児は洗い出しが簡単なのに、あまりこの点に注目されていません。
なぜ湿疹が出たのか、どうすれば出なくなるのか、何が原因なのか、洗い出しがしっかりしていないと結局は根本的な治療をせず、対処療法に終始しています。

乳幼児にステロイドを使うことは将来性に不安があるだけでなく、原因を見つけにくくします。
長男だけを見ても、卵を抜いたから落ち着いたのか、ステロイドで収まったのか全く分かりません。おそらく卵以外の原因もあったからこそ、見逃していたからこそ、ステロイドが欠かせなかったのではないかと思います。

考えられる原因が肌着や洗濯石鹸、ボディソープといった単純なものしか思いつけないときにしっかりと精査しておくことが、アトピーを重症化させないために最も重要だと思います。

どうすればよかったのか

ステロイドを使ってみる前に、まず卵を完全除去した食生活をしてみて、効果があるかどうか検証してみる必要性があったと思います。

卵だけでは不十分なら続いて鶏肉も確認してみるといった、順を追った確認が必要で、場合によっては牛乳そのものを試してみるとか、何にしても一つずつ順を追って、時間をかけて確認すべき。
長い長い何十年も手札なく治療するくらいなら、1週間ずつ試してみるのは超短期でしかありません。

また、肌に刺激を与えるものが周りにないか確認します。洗濯に使っている洗剤成分は肌に悪い成分が入っていないか、ボディソープは?入浴剤は?おしりふきは?と、一つずつ確かめていきます。
肌にいい何が入っているかではなく、肌に悪いものが紛れ込んでいないかが大切だと思います。洗い方にしても、十分にすすぎができているかとか、考えることはたくさんあります。

原因が取り除ければ、ステロイドで引くよりも早く確実に肌が改善されます。
乳幼児の回復力は目を見張るものがあります。薬を使う前に、じっくり考えて見ましょう。
また、母乳はお母さんの食べるものからできているのは間違いないので、自分の食生活の改善も大切だと思います。

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