2016.11.26
アトピーのある子とない子。ない子のあまりの手のかからなさに愕然とする
長男が2才になる少し前に次男が生まれました。長男はアトピー児でしたが、次男はつんつるてんで、乳児湿疹も数えるほどしか出なかったので、ほっとしました。
もちろん、次男にもアレルギー体質があることははっきりしていますが、長男に比べて皮膚がほんのちょっと強かったことと、消化能力がほんのちょっと強かったことと、長男がアトピーの家に生まれたがためにある程度アトピー対策を施された環境で生まれ育ったことが次男をアトピーにしなかったのではないかと思います。
ポテチを3枚以上食べたら口が腫れるような体の次男が何も対策していない家に生まれ育っていたら、おそらくアトピーを発症したのではないかと思います。
アトピー児は寝ない
長男は「2時4時6時」と当時言っていましたが、計ったように1時半、3時半、5時半に泣き叫んで起きました。あまりに泣くのでこちらも飛び起きました。
育児雑誌などで「子どもの夜泣き特集」がたびたび掲載されており、「一晩中泣くから泣き止むまでドライブしていた」などという記事があって「みんな大変なんだな~、うちは3回泣くけどすぐ泣き止むからまだいい方かな~」と思っていました。
長男より半年ほど月齢が大きい子供を育てている友人が子連れで遊びに来てくれた時にその話をしたところ、「夜泣きって、どのくらいからしてるの?」というので、「生まれたときからだけど?」と答えたところ、「今何か月だったっけ?」と聞かれるので、「10か月くらいかなぁ」というと、「ありえない長さだよ、それはおかしいよ!どこか悪いんだよ!」と言われました。
「えーでも、夜泣き特集とか泣き止まない時期があるって・・・」としどろもどろ反論すると、「せいぜい1週間だよ!」と言われ、絶句しました。
後々になって副腎皮質ホルモンの分泌が深夜帯は少なくなるため、アトピーの人や喘息の人は寝られないことが多いことを知りました。
副腎皮質ホルモンの分泌は朝方から活発になるため、朝になれば眠れるようになるらしいと知り、夜中大泣きして、8時を過ぎたころグーグー寝る自分の子どもの事を考えてみて、ものすごく理に適っていると思いました。
アトピーのない子は夜中に起きなかった
次男は、よく寝ました。「2時4時6時」の泣き叫びもありませんでした。もしかして死んでるんじゃないんだろうかと疑ったことが実はあります。
あんまりすやすや眠るので、あんまり手がかからないので、恐ろしいほど楽ちんに育ちます。ちょっとゆするとすやすや眠ります。
ガンガン母乳も飲んで、がりがりに痩せていた長男と違ってむくむく太っていきます。
世の中にたくさん子供を産む人がいるけれど、よくやっているなアと思っていましたが、このタイプの赤ちゃんなら10人でも行けるわと思いました。
アトピー児のうんちはゆるい
長男は離乳が進むまで、うんちはそのほとんどが軟便でした。赤ちゃんの生まれたばかりのころのうんちがずっと続いていました。
私には8才年の離れた妹がいて、おむつもときどき替えてやりましたが、まじまじうんちを観察するほど世話していないし、記憶もありませんでした。
毎日きっかりうんちを観察する機会に恵まれたのは長男がはじめてです。
育児書に乗っている赤ちゃんが小さいころのうんちの写真とそう変わらないうんちだったので、月齢が大きくなってもそのままなのは個人差だろうと思っていました。
次男は、離乳を開始しなくてもじきにうんちはゆるくなくなりました。もしや軟便はアトピーの消化不良のサイン??と突然疑いが頭をもたげました。
周りに聞いて回ると「ゆるい」と答えた子供はみなアトピーでした。消化能力が高くないため、いつまでもうんちがゆるいのだと思います。
「うちの子のうんちはいつでもゆるい」と答えが返ってきた子供がアトピーだったのが4人ほど集まったところで、気が滅入るので聞くのをやめました。
アトピー児の離乳食は気を遣う
アトピー児の離乳食は進めるのがとても難しく、育児書の通りにかぼちゃ・ニンジン・パンがゆ・バナナなど与えると、大量嘔吐や大量うんちの末に肌がぼろぼろになることもあります。
離乳がある程度進まないと食べ物を持たずに遠出もできません。周りが何気なく与えたもので、大量嘔吐やアナフィラキシーショックを起こさないとも限りません。
しっかりとアレルギーを起こしやすい食べ物を洗い出しておかないと、食べて軽いアレルギーを起こしてしまうことはたびたびあり、子ども自身が食べることに消極的になっていきます。食が細く「栄養失調」という言葉が頭をよぎってしまいます。
また、「除去食によってカルシウムなどの必要不可欠の栄養素が致命的に不足するのではないか」という危険性が常に悩みの種になります。
食物アレルギーのない子供の場合、これらの気苦労が一切ありません。
我が家ではアトピーでない次男も食物アレルギーはあったので、この気苦労がない状態を経験したことはありませんが、アトピーの長男三男より気楽に次男の離乳が進められたのも確かです。
育てにくい期間は長期間ではない
アトピー児が特に育てにくいのは小学校就学前ではないかと思います。そのころを過ぎるとかなり楽になってきます。
アトピー児は確かに育てにくいかもしれません。永遠にこんなことが続くんだろうか、私はこれでは過労できっと早死にするに違いないと思いましたが、そんな期間は非常に短い期間でした。人生は長いです。
今あの生活をやれと言われるととてもできませんが、当時は必死で夫と協力してこなしました。
子どもが私にまとわりついて離れない時代とほぼ同時代でした。非常に大変で苦痛な時代でしたが、あれほど人に必要とされる時代は他になく、貴重な時期だったと思います。
今その渦中にいるお母さん方には、つらいのは一生ではないので、トンネルの出口は近いと思って頑張ってほしいと思います。
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