皮膚が弱いのに試してみたカラーリング【カラートリートメントもだめだった】

頭のてっぺんに白髪が出てくるお年ごろになりました。
ある程度増えたのをみて、夫が、「ハサミで切ってあげる」ときどき切ってくれていましたが、それでは追いつけないか、そこの髪が少なくなるんじゃないかと思うくらいになってくると、「カラーリング」の文字が頭をかすめるようになりました。

試してみた【カラートリートメント】恐ろしいほどかぶれました

私の皮膚の強さでは、ホームパーマも自分でできるヘアカラーもきっとダメだろうと初めから思っていました。

「ヘナ」も考えたのですが、アレルギーを起こす人は起こすらしいし、天然成分だからといって、体にいいとは限らないのは、漢方薬で失敗した時に、まあ大抵の方は失敗しなくてもおわかりだと思いますが、合成成分じゃないから大丈夫と言うのは勘違いと思い、手を出していません。

お肌に優しい成分たっぷりのトリートメントに入っているカラーリング剤、「すぐには染まりません、段々と目立たなくなります」といううたい文句が更にお肌に優しさを醸しだしてくれます。

「手についたら取れなくなることがあります（←これ見てなぜやめなかったのか？？）」という注意書きがあったので、使い捨てのナイロン手袋をつけて、なるべく地肌につかないように気をつけながら髪にトリートメントし、しつこいように念入りにすすぎました。

10日ほどで白髪は全く目立たなくなりました。
代わりに、頭のなかに湿疹が次々で来てきました。

最初はかゆいばかりだったのですが、フケもどんどん出てきて、シャンプーすると髪がごっそり抜けます。
湿疹から体液が吹き出し、かさぶたが山盛り。寝ているうちにかきむしり、血だらけ。

このトリートメントが原因だとおもわなかったので、皮膚科に行くまで数ヶ月かかり、皮膚科で勧められたシャンプーを使い、頭皮用のステロイド剤も塗りまくり、しばらくカラーリングはお休みしていました。

皮膚が治ってきたとき、白髪も戻ってきていたのでもういいかなとトリートメントしたらまた湿疹ができてきて、ひどいことになり、夫に「もしかして、トリートメントにかぶれたんじゃないか？」と言われて初めてカラーがあっていないかも？？と考えてみることになりました。

使うのをキッパリやめたら、頭皮の湿疹があっという間に良くなってきて、アレは何だったんだろうとしみじみ思いました。

まとめ：　皮膚が弱い人はカラートリートメントも向かない

使ってみて、異常が出たら仕様を中止しましょうと書かれているのに、そのトリートメントで異常が出ていると気が付かずに長い間病院にも通った私です。

皮膚が丈夫でない人は、カラートリートメントもやめたほうがいいようです。

よく考えなくても分かりそうなのにわからないものだとしみじみ思いました。湿疹だらけよりは白髪だらけのほうがマシです。