子供のアトピーが重い時【ガーデニングのススメ】癒やし以外のグリーン効果

子どものアトピーが重い時、なんとかしてあげたいと日々悩んでしまうのが親心です。
子どもは小さい時すぐ熱を出すし、赤ちゃんのアトピーは顔が一番ひどくなるから、見ているだけなのが本当に辛いですね。

「この子が丈夫になるんだったら何もいらない」といつも思っていました。

子どものアトピーが重いとき

なんとかしてあげたいと一心に思うから、掃除も洗濯も一生懸命やります。よくそんな面倒くさいことやるねと周りから言われても平気です。睡眠時間を削るのも平気です。

自分がこうして家事に明け暮れている時、ふと目を離した隙に血だらけになっていないか、いつもいつもチェックを怠りません。

もちろん、だんだん疲れがたまっていきますが、アトピーは一朝一夕で良くなったり悪くなったりするわけはないのはわかっているので、長期戦はもとより覚悟出来ています。

ただ、心に余裕がなくなってきます。子どもに当たるわけではないですが、ちょっとしたことでカッとなりやすくはなります。

わたしの場合【知人がグリーンを持ってきた】

心の余裕があまりなかった時、夫の後輩が何かのお礼だと行って、鉢植えを持ってきました。グリーンを通り越して、「蘭」の鉢植えです。シンビジウムのヒロシマスウィートアイズモモコでした。育てたことなど一度もありませんでした。

私の心の声は、「この忙しい時に何持ってきてんねん!!」きれいなものは嫌いではないのですが、「蘭＝手がかかる」というイメージしかなかった私にとって、迷惑でしかなかったです。

子どもの上に手がかかる鉢植えをもらってしまい、仕方なしに世話をはじめたのですが、ふと、疲れた時に、気づいたら蘭をじーっと見つめていた自分がいました。葉っぱをしゅっしゅっとなでてあげると、自分の心がなぜかすっきりします。

いつの間にか、子どもがそばに来ていて、「きれいだね」とニコニコしていました。なんだか、気の抜けたようなホッとしたような顔をしていました。私が神経質に子どもの状態を心配する気持ちが、子ども自身に負担になっていたのではないかと思います。

神経質に、一心不乱になってしまい、余裕がなくなっていたから、その必死さが子どもにもダイレクトに伝わり、子供の心に負担になっていたのだと思います。アトピーが辛いのは子ども自身だし、どうにかならないか小さくたって、思わないはずもありません。

子どものアトピーが重い時こそ　植物を育てよう

植物を世話することで、子どもに一直線に集中して向かってしまう母親の関心が少しそれます。集中しすぎると、子どもも息苦しくなってしまいます。

少し肩の力を抜くためにも、何かグリーンを育ててみるのはおすすめです。
グリーンは、毛が抜ける心配が無いですし。水やりなど、子どもでもできるので、手伝わせてあげたら更に子どもにもいいように思います。