歯の治療でストレスマックス！ついでにアトピーも悪化する。ストレスにご用心

歯のかぶせ物がぽろっと取れました。ガムを噛んでいた時でした。また取れた、もう面倒くさい、というのが私の感想でした。
行きつけの歯医者に電話したところ、翌日なら予約が取れるといわれたので、一日我慢して予約時間に歯医者に向かいました。
幸い、かぶせ物はそのままつけることができましたが、「では、歯石取りをしましょう」と言われました。

この歯医者さんは腕は悪くないと思うのですが、長々長々通わせ、数回にパーツに分けて歯石取りを行い、間に何度も歯肉チェックをするのが何ともいやらしい歯医者です。
暇そうなおじいちゃんおばあちゃん以外、あまり通っていないのはそのせいだと思います。

なかなか治療までたどりつかない

前回の治療のときは、やはり同じく歯のかぶせ物がとれたのですが…。

その歯には仮の詰め物を詰めたまま放置し、歯肉の検査プラス上だけ、下だけ、歯肉の検査プラス上右半分の深いところ、上左半分の深いところ、歯肉の検査プラス下右半分の深いところ、下左半分の深いところと、治療にとりかかる前に、盛大に歯肉の検査をしてくれました。

そして最後の歯肉の検査をしてからようやく歯の治療をし、かぶせ物ができてかぶせてもらって、「ようやく終わった！」と思いきや、もう一度全体をクリーニングすると言い出し、当然歯肉のチェックもしてから全体の歯石取りをしてくれました。

長い。長い。長い。

今回のかぶせ物は、やり直さずに済んですぐにつけてもらえたのですが、「前の治療から半年たつのが12月だから、早いけど歯石取りをしましょう」と案の定いわれました。
「今回は回数を減らします」と言い出し、前回さすがに最後の一回のとき、「またするの？もうあきた」と叫んだことを根に持っているようです。

「まずは全体の表面を歯石取りし、次に深いところをします」と言い出し、歯肉チェックをしたあと、全体の歯石取りをし、その次の上半分をするときに、歯肉チェックをまたすると言い出したのはまあこの歯医者だから仕方がないとはいえ、歯肉チェックをする前に、「かぶせ物が取れた上側の歯の下くらいの下側のかぶせ物の歯が虫歯になっている」と言い出しました。

そして歯科衛生士がドクターを呼び、「これは昨日今日じゃないかなり進んだ虫歯になっているから、やり直さなくてはいけない。年内は無理だから、入れるのは来年ね」と言い出しました。
10月初めにかぶせ物が取れて、そのとき11月の中旬です。年内に間に合わない？？しかも歯肉チェックと歯石取りをして見つかっていない？今さら見つかる？怪しすぎる展開です。

「治療は歯のクリーニングを済ませてから」と、また歯肉チェックプラス上の歯の深いところを歯石取りし、その次のときに下の歯の深いところの歯石取りをし、来年かと思いきや、「2週間開けたら歯肉のチェックができるから、歯肉のチェックをしてから歯の治療に入ります」と言い出しました。

「11月、せめて10月の終わりにすぐにかかっていれば年内に終わったんじゃね？」と聞きたいのを我慢しつつ、私の事をカモだと思っている歯医者だとしか考えられなくなってきました。
「すぐに歯の治療にかかれ！」と怒鳴りたい気持ちを我慢しつつ、予約日の12月を待っていたところ、翌日から顎の下が痛くなってきました。

虫歯になったときの顎の痛さにそっくり。でも、神経のない歯だから痛いわけがない。痛みがないけど、リンパが何となく腫れている気がします。
夫は、「明らかに信用できない歯医者だから替えた方がいい」というのですが、どこもかしこもやぶな話しか聞かない地方都市で、歯の治療そのものはましな歯医者をやっと見つけたのに、どうしようか悩んでしまいます。

そうするとますますリンパが腫れている気がします。
「もう待てないから見て！」と歯医者に電話しようか、また受付の高飛車なおばちゃんに小ばかにされる、やっぱやめておこう、いや、でも腫れてる気がする。
夫に相談するとまた歯医者変えろと言われる。変えたいけれど、どこに行っていいのかわからない…

グルグルグルグル悩みはじめ、どんどん痛い気がしてきます。

妄想がさく裂

かなり進んでいると言っていた→かぶせ物を付け替えるのに年内が無理→抜きましょうと言い出すかも→インプラントしましょうと言い出すかも→歯医者が信用できない→入れ歯？差し歯？歯を抜かれちゃう→インプラント高いが絶対推進してきそう→強欲歯医者め！歯医者変えよう→でもどこに？→痛い気がする→腫れてきた…

どんどんと深みにはまるルーチンに入り込み、妄想がさく裂していきます。
二日ほど悶々とし続けて、とうとう、モーニングコールをしてきた単身赴任中の夫に「腫れてきた気がする！怖い！妄想が止まらない！」と打ち明けました。

バンバン深みにはまった妄想を吐き出すと、妙にすっきりし、やっぱり腫れたと思ったのは妄想ってことにしておこう、もう歯医者については考えない、今回は。。。となぜか吐き出せば納得してしまいました。
ストレスが嘘のように引いていきます。

しかし、ストレスが嘘のように引いて目が覚めたとき、アトピックスキンが前よりもかなり悪くなっていることに気が付きました。ストレスで結構かゆみが強くなって掻きまくっているようです。
しかも妄想がさく裂しているから全く気が付いていない。どうしようもない状態です。三歩進んでどころじゃなくて、8歩ぐらい後退している気がします。

「それもこれも引き延ばす作戦の歯医者が悪い！」とまた腹が立ってくると痒くなってきました。考えるのをやめるしかありません。
そうこうしているうちに12月に入り、いよいよ治療の日が近づいています。もう数日なので、まあいいか、という気になってきました。

どうせ私の事は財布だと思っているのでしょう。腹が立つけれど、もう少しで終わるはずなので、良しとします。次は別の歯医者に変えます。同じ歯医者に通っていたら、なおのことアトピーが悪化しそうです。
精神衛生はやはり大切だと思います。アトピーにストレスは厳禁、よくわかりました。