アトピー性皮膚炎　旅行に行くときに準備しておきたい３つのコト

友達の家へのお泊りや、家族や、彼氏や彼女との旅行、普段とは違う場所で過ごす時にアトピー性皮膚炎が考えておきたいことをピックアップしました。

いつも生活している場所は、アトピー性皮膚炎に優しいもので揃えています。一日だけ、少しだけと、肌への刺激が強いものを使用して、アトピー性皮膚炎を悪化させてしまわないように気を付けておきましょう。
 

絶対に塗り薬を

一泊二日だから大丈夫だろうとが、荷物になるから・・と、いつも塗っている塗り薬を持っていかなかったり、種類を減らそうとか思っていないですか？いつも使っている薬は、必ず持っていくようにしましょう。

温泉の泉質が合わずにアトピー性皮膚炎が悪化したり、直射日光に当たりすぎで肌がヒリヒリしたり・・・、いつもと違う環境で肌がどんな状態になるか分かりません。

ここで、塗り薬がなくては、更にアトピー性皮膚炎が悪化して、楽しいはずの旅行も台無しになるでしょう。

友達の家に泊まりにいくのに、塗り薬を持っていくのを忘れて、痒みに耐え切れずにキンカンを塗ってひどいことになったという話も、実際にあった話です。

石鹸・シャンプー・リンスは持参すること

友達の家に泊まりに行ったり、旅先での宿には、ボディーソープ・シャンプーやリンスなどが設置されていますが、普通の人には良くても、アトピー性皮膚炎の患者さんには刺激の強い成分が含まれている可能性があります。

宿に置いてる石鹸で身体を洗ったら、刺激が強すぎて、アトピー性皮膚炎が悪化した、湿疹が出来て赤く腫れたなど、良くある話です。

必ず、自分に合った石鹸・シャンプー・リンスを持参するようにしましょう。
普段、自分が使っているものを、小分けの容器に入れて持っていくのもひとつです。

パジャマは持参を

友達の家に泊まりに行ってもパジャマは借りずに、自分で持って行ったパジャマを着るようにしましょう。

貸してくれるのは、綿100％のパジャマではなく、ナイロン製のジャージかも知れませんよ。

また、夜中にアトピー性皮膚炎を掻いてしまい、血や汁などでパジャマを汚してしまう可能性があるので、貸してくれる友達への配慮もしましょう。

旅行などでも同様で、ホテルに置いてる寝間着は通気性が悪く、チクチクと肌を刺激し、アトピー性皮膚炎を悪化させてしまうかも知れません。自分に合ったパジャマを持っていくようにしましょう。

一泊二日なら大丈夫、とか、荷物になるから・・・とアトピー性皮膚炎の配慮を怠りがちですが、普通の人が大丈夫でも、大丈夫にならないのがアトピー性皮膚炎です。

旅行を快適に過ごすためにも、いつも使っているもの・身に着けている物を持っていくように心掛けましょう。