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【アトピーだからもっとつらい】お風呂に入れない洗えない災害時

長男が1才の誕生日を迎える直前、阪神淡路大震災が起こり、お祝いに駆け付けると言っていた父母は、「道がないからいけなくなった」と連絡をくれました。
夫の実家は被害を受けたために、最初の連絡以降、連絡が取れなくなったものの、無事であることだけがわかり、ただただ毎日、TVに映し出されている変わり果てた姿の神戸近辺の街並みを呆然と見つめるばかりでした。

あれから20年以上たち、こんなひどい震災は二度とないだろうと思っていたのに、その気持ちをあざ笑うかのように地震や津波、豪雨といった考えたこともないような災害が全国各地で続いています。

避難所で不自由な暮らしをしている方や、途方に暮れるお年寄りの姿を見ると心が痛み、普段元気な人以上に、病気の人の不安はどれほどだろうか考えると、見ているのもつらくなります。

アトピーはそれだけでは死に至る病ではないけれど

薬が切れたら命に危険が迫る病とは違って、アトピーそのものでは死に至ることはないのですが、食べ物が制限されている避難生活の中で、食べられないものが多くある食物アレルギーのある子供は、どれほど不自由しているのかを考えると心が痛みます。

昨今、除去食対応の保存食が発売されていますが、人により食べられないものがまちまちであり、5大アレルゲンフリーであれば何でもOKの人が少ないし、避難先の食料が潤沢にあるわけではないのに、除去食が潤沢にあるはずものなく、自分が飢えること以上に、子どもが飢えることを考えるとつらくなってしまいます。

断水が続くとトイレの水すら不足する中で、手を洗うとか体をあらうとか簡単にできるはずもないので、かゆみがどれほど増し、皮膚の状態がどれほど悪くなるかを思うと気が気ではありません。

血の付いた衣類をいつまでも着ていると、さらに悪化することも十分考えられ、ステロイドもそんなに簡単に手に入る訳でもなく、手をこまねいて悪化するに任せることが簡単に想像できます。
お風呂に入れない、体を洗えない、服も変えられない、そんな時どうなるのか、どれほど悪化するのか、考えたいと思えない怖さがあります。

アトピー・食物アレルギーのある子の親は準備が必要

かつて自分の住む自治体でも「長野で何の災害があるっていうんだ」と非難されたことがありますが、アトピー・アレルギーのある子供を抱えているとき、その子供の年齢が小さければ小さいほど、様々な準備を怠らないことが必要不可欠だと思います。

もちろん、そんなものが何の役にも立たなかったのが一番ベストであり、私自身、三人息子が旅立った今、準備が何の役に立つこともなく巣立って行かせることができたことを、非常に幸運であり、いらなくて本当によかったと思っています。
転ばないために準備しているのであって、転んだ時にあってよかったを実感したいがために準備しているのではありません。

使えないもの、合わないもの、これがないととても困るといったものは、月齢が小さい子供ほど多く、年齢が上がっていくにつれて少なくなっていきます。
許容範囲が大きくなったときは、ほとんど普通の人が災害準備に用意しているものでOKになりますが、小さいときはそれでは全く不十分です。

どの位用意していると安心かというと、1週間分あれば最高で、最低でも3日分はどこにも行かなくても持ちこたえる用意が必要なのだと思います。

阪神淡路大震災で被災した夫の家族も、仙台で被災した妹も、10年以上の開きがあるにもかかわらず、自衛隊がきて救援物資がある程度届くようになるまで3日かかった、電気が復旧するのも3日かかったと言っていました。
3日、持ちこたえるだけの準備があれば、家が無事であるなら何とか持ちこたえられることを示唆していると思っています。

災害準備ではなく日用品のストックと考える

災害専用アイテムをストックする場合、ストック品はいずれ消費期限が来てしまいます。それを大量に処分するとき、もったいないと考えてしまうかもしれません。
そうならないために、「日常的に絶対に必要なものを常に最低3日分は確保してある」というのがベストではないかと思います。

日常使うものは日常消費していくので、消費されたら補充していくことで、常々消費期限が来ていないストックが維持できます。
自治体の災害準備品ではなく自宅の準備品なので、家族の体に合わせて成長に合わせて、中身が常にリニューアルできる体制でストックがあることが望ましいのではないかと思います。

そうはいっても人間がやることなので、ストックが切れていることもあるかもしれません。
気が付いたらストックしておく、そのストック数を決めてなるべくそれ以下にならないようにすることでよいのではないでしょうか。

アトピー・食物アレルギーのある子供のストックは年齢とともに変わってくるので、ごくまれに底の方に紛れ込んだ「こういうもの、そういえば昔使ってた!」というものが出てくることがあります。
今となっては使えないアイテムであることが多くても、自分たちの通ってきた道を見るようで、処分するときにも感慨深いものがあります。

できれば、使うチャンスがなく、そんな懐かしいストックを見つけるチャンスに恵まれる人が多くあるようになればいいなと思っています。

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