人間ドックの再検査。消化器科ではアレルギー体質は問題アリ？【その1】

人生初の人間ドックで悪いところ・疑いありの箇所が目白押しで見つかったので、家族中から大丈夫かといたわりの言葉をかけられるかと思いきや、「運動不足だ」「怠惰な生活のつけが出た」「もっと運動しろ」「体がぼよぼよすぎる」と散々に非難されました。

肝臓など悪いと言われたこともなかったので、どういう病院に行ったらいいのかもわからなかったのですが、どうやら消化器科でいいらしいので、この際すぐに病院にかかって再検査を受けるように書かれている消化器科・婦人科・眼科にまとめて予約しようと思いました。

東京で病院にかかるにしても方向音痴だし地理に疎いので、東京駅に近そうなところを選んで順に電話し、なるべく最速で取れる予約を取ったところ、日替わりで消化器科・婦人科（正しくは乳腺科）・眼科の順で予約が取れました。

消化器科で血液検査まで再検査

消化器科では血液検査の結果も悪かったので、血液検査も再検査するとのことで、朝食を抜いてくるよう指示がありました。
「11時の予約ですが、大丈夫ですか？」と聞かれ、「子供じゃないから、朝ごはん抜いても大丈夫です」と答えました。脂肪肝になりかけるくらいだから、余程の大食漢だと思われたのでしょうか。

血液検査とCTも取るといわれ、別の病院を紹介するのでそちらに行ってとってくるように言われ、その時「アレルギーはありますか？」と、今回人間ドックを受けたときから一度も聞かれなかったことを聞かれたので、しどろもどろしながら「あります」と答えました。

「え？アレルギーがある？なんのアレルギーがありますか？」とさらに聞かれ、そんなことを聞かれるとは全く思っていなかったので、さらにしどろもどろになりました。

「金属アレルギーとダニやほこり、花粉のアレルギーと、あと、アクの強い野菜にアレルギーがあります」と答え、「アトピーもあります」と追加でコメントしておくと、医師が困ったような顔をしています。

「造影剤にアレルギーはありますか？」と聞かれ、造影剤を使ったことがないので何とも言えないと思ったのが医師にも伝わったのか、「あ、使ったことがないからわからないか」とつぶやくので、バリウムも大丈夫だし、大丈夫としか言いようがなくて、「多分大丈夫じゃないかと思います」と答えるしかありませんでした。

都心の看護師さんは親切丁寧でやさしい

院内で血液検査のために採血したとき、アトピーもあると答えておいたのがよかったのか、「アルコールで消毒しても大丈夫ですか？」と聞いてくれ、止血の時にも「テープを貼っても大丈夫ですか？」と聞いてくれました。

もちろん、他の都府県でもアトピーと言わなくてもこういうことを聞いてくれる気の付く看護師さんもいらっしゃいます。
ですが最近は、横柄で偉そうで怒ったような看護師さんばかりに出会っているので、久しぶりにまともな人を見たと感激してしまいました。

私程度の皮膚の弱さでは、ちょっとアルコールで拭いたり数分テープを貼ったくらいでは何ともなりませんが、そうでない人もいるので、もっとこんな風に聞いて確認する人が増えたらいいなと思いました。

最速で検査を受けようとしたら本当に早かった

「CTをとる日の予約をこれから取りますが、明日の8時半とかでもこれますか？」と聞かれ、大丈夫だと答えましたが、朝食を食べずに病院に来ていることから、15分後でも取れるけれどどうするかと相手の病院から言われたようでした。

歩いて5分かからないところにある病院とのこと、それならすぐ行くと答えたところ、「取るのにあと一時間くらいかかりますが、本当に大丈夫ですか？」と聞かれ、時計を見ると12時になろうとしていました。
「大丈夫です」と答えましたが、「本当に大丈夫ですか？」と看護師さんは心配そうにしています。

私はどれだけ食いしん坊さんだと思われたのかな？と思いつつも、「大丈夫ですよ、これくらいじゃ倒れたりしません」と笑って答えると、「水はたくさん飲んでも大丈夫なので、たっぷり飲んでくださいね」と浄水器の方を見ながら言いつつも、それでも不安そうにされていました。

CTを受けるときもアレルギーが問題に

病院で渡された地図を頼りにてくてく歩いて検査専門の病院に行くと、同じような検査を受けるらしい人が大勢順番を待っていました。
病院から電話予約してあるし、紹介状もあるので処理は早く、保険証を渡して住所などを書くだけの簡単な問診票を記入したら、すぐに呼ばれて着替えるように指示を受けました。

造影剤を使うことから、医師の説明も改めて受けて同意書にサインし、「具合が悪くなったら直ちに知らせるように」と何度も言われ、ここでも「アレルギーはありますか？」と聞かれます。

「薬のアレルギーはありますか？」と聞かれ、「セフゾンで下痢します」と、普段から頭痛薬以外ほとんど飲まないので他のアレルギーがあるかどうかわからないとまた答えるしかありません。

「食べ物とか、どんなアレルギーがありますか？」と細かく聞かれるものの、やはり自分のアレルギーについて人に語ることがほぼないので、しどろもどろ先ほどの消化器科と同じようなことを答える羽目に陥りました。

造影剤を投与するために点滴の針を刺すときは、同意書や医師の指示書を見ていた検査技師が「アレルギーがあるんですね」と困ったような顔をして、「気分が悪くなったりしたら必ず声をかけてください」と何度か言われました。

しかし、このとき、空腹よりも、はじめての出来事で緊張がMAXのため、すでに、自分が気分が悪いのかも含めて訳が分からない状態なので、何が起こってもおかしくない気がしました。