アトピーの状態が非常に悪くて、顔がパンパンに腫れているし、ジクジクするし痛いしかゆいし、やっていられないとき、どうしようもないので、本当に辛いですね。顔なので、目立つから、お出かけするのも億劫になります。
とはいえ、顔には下手な薬は塗りたくないし、イライラするしどうにかしたい、そんな時に蒸しタオルパックはおすすめです。
やり方は簡単です。薬を使わないので、安心して繰り返し行えます。
蒸しタオルパックのやり方
用意するのはフェイスタオルのみ。そのほか、お水と電子レンジを使います。使用するフェイスタオルは、できれば少し厚めの肌触りの良い物を選んでください。タオルが薄いと十分に顔全体を温めることができないし、荒れた肌にはできるだけいらない刺激は与えたくないので、肌触りは大切です。
まず、フェイスタオルを、三つ折か四つ折りの棒状に折ります。
後で絞りやすいように、三つにたたんで、手に持って全体にくまなく水が行き渡るように水をかけたらゆるく絞ります。
きつく絞ったら蒸らし効果がなくなっていまうから、水がぽたぽたしたたらない程度にゆるく絞ります。
そして、絞ったタオルを電子レンジにイン。600Wで1分30秒程度温めます。
取り出したタオルの両端を持って棒状に広げてみて、熱すぎるようなら軽く振っていください。振ると少し温度が下がります。
ちょっと熱いくらいが一番気持ちいいですが、浸出液がすごく出ているときは熱もかなりの刺激になるので、適温に下げてください。
タオルの端を両手に持って、タオルの中心を顎のところにかけるようにしながらおでこのところまで持ってきて、目の上にタオルが多めに行くように、つまりは鼻をのぞいて顔全体にタオルを乗せるようにします。これが蒸しタオルパックです。
しっかり蒸気を行き渡らせたいところを手のひらで抑えつつ、タオル全体が温かくなくなるまでパックします。
パックが終わったら、タオルを取り、顔全体を冷やすように水で顔を洗います。
私はその後何もつけませんでしたが、使える保湿剤などあれば、使うとよく浸透します。
一日何度でも。お風呂の中でも。
一日何度やっても構いません。
お風呂に入るときにタオルをチンして持って入り、お風呂の中でやるとリラックスできます。
パックした後は熱で毛穴が開いているから、せっかくの蒸気を閉じ込めるためにもお水で顔を洗って顔を冷やします。
薬を使わないで、お肌がほっこりするので、どうしようもないときも、調子のいい時も、続けられます。
