毎日使っているせっけんやボディーソープなどを使うのをお休みする日を作ろう

アトピーの場合、体液がにじみ出ていたり、傷がじくじくしていたり、頭の中に湿疹がたくさんできることもあれば、フケがたくさん出ることもあります。

清潔にしていても不潔であるかのように見えると考えて、お風呂でせっせととりのぞこうと洗ったりするのをまめにしようとします。

お風呂はかゆみを和らげる

実際問題として、お風呂に入ると、アトピーで痒いところも、腫れて突っ張っているところも、少し和らぐような気がします。

蕁麻疹が出ているときなどは血行がよくなりすぎてかゆみが増してしまうこともあるため、長風呂は厳禁になりますが、そうでないときはゆっくりとぬるめのお風呂に入ると、肌に潤いも少し戻るしくつろげて心休まります。

せっけんやボディソープ

アトピーの人は特に、敏感肌であると同時に、乾燥肌の人が多く、潤いのベールが少なめなので、余計人よりかぶれたりする可能性が高くなっています。

石鹸やボディソープも、泡立ててその泡でなるべく優しく洗いますが、それでも皮膚の脂分が取れすぎてしまうことが多く、少ないバリアをより少なくしているため、かゆくなりやすくなっていることも多いかと思います。

体の汚れは、お湯につかることで流れてしまうものが多く、もともと脂分がすくないのでとる脂汚れも少ないので、きちんとせっけんやボディソープを使うことで脂を取りすぎてしまい、さらに悪化させてしまうこともあります。

そうならないためには、せっけんやボディソープを使わない日を作る必要があります。

えー、そんなことしたら、汚くなる、と思うかもしれません。
きちんとお風呂に入って体の汚れをちゃんと落としているので、せっけんやボディソープを使わなかったからと言って、汚いことなどありません。

かゆみが特にひどいときなどは脂のバリアが特に少なくなっているので、せっけんやボディソープをせっせと使うと、脂が取れすぎてしまいます。

お湯でしっかり洗う日を作る

シャワーで頭皮をしっかりこすり洗いすればほとんどの汚れが取れます。
体も湯船でゆっくりと優しくなでておけば、かなりの部分がきれいになります。

せっけんやボディソープを使いすぎて痒くなっているときは、一日でも使わない日を作ると、格段に状態がよくなり、かゆみがかなりの割合で軽減されます。

信じられないときは一度やってみてください。
せっけんやボディソープを使いすぎて痒くなっている場合は、一日使わないだけでもかゆみが軽くなります。

何の効果もない場合の人もいるかもしれませんが、その場合は、せっけんやボディソープを使いすぎて痒くなっている訳ではないのだと思います。

効果がないのに続ける意味がありませんが、効果がある人が多いかと思います。
かゆみが強いときは時々せっけんやボディソープを使うのをお休みしてみてください。