2015.02.14
検査はしましたか?アトピー性皮膚炎を知る、初めの第一歩
アトピー性皮膚炎に悪そうなことを、生活の中から全てシャットアウトするのは、現実的に困難なことです。シャットアウトすることにとらわれてしまい、反対に、ストレスの原因になります。
自分のアレルゲン(アトピー性皮膚炎の原因)を調べてみましょう!
アレルゲンを知ることで、対策を考えることが出来ます。
日々の少しの心掛けで、痒みが緩和されるかも知れません。前向きに、治療方法・対策を考えましょう!
血液検査
アトピー性皮膚炎で皮膚科を訪れた際に、一番初めに勧められる検査が血液検査です。採決を行い、原因と思われるアレルギー物質に対して陰性か陽性かのチェックを行います。
また、一般的には、アレルギー物質だけでなく、同時に、好酸球(白血球の仲間)・TARC値の数値も検査します。
アレルギー体質であるか、アレルギー体質である場合は、その重症度をチェックします。ぜひ一度、検査を受けてみましょう。
皮膚検査
原因と思われるアレルギー物質を皮膚にたらし、針で肌を引っ掻きます。
その後、赤くなるか、湿疹が出るか等、皮膚の状態をチェックし判断します。
皮膚にたらすのではなく、アレルギー物質を針で刺す方法・貼り付ける方法などがあります。この検査は、アトピー性皮膚炎が出ていない部分に行うことが必要です。
肌の状態により、検査を受けれない場合もあるので、お医者さんに相談してみましょう。
反応が出なかった場合は?
アトピー性皮膚炎なのに、血液検査で、アレルギー物質反応が出ない場合もあります。また、幼児だと、アレルギー反応が出にくいです。
一度検査を受け、アレルギー物質の反応が出なくても、そこで辞めずに定期的に検査を受けるように心掛けましょう。アレルギーの数値も体質も、変化していくのです。
また、実際に直接アレルギーを摂取して、湿疹が出るかチェックする検査もあります。この場合、アレルギー反応がきつく出るケースをふまえ、入院が必要になります。
血液検査を受けてもアレルギー反応が出ない、また、皮膚検査を受けたくても、全身アトピー性皮膚炎で検査を受けれる肌(部分)がない等、色んなケースが出てくるでしょう。しかし、そこで否定的になってはいけません。
アトピー性皮膚炎のアレルギーの数値も、体質も、日々変化していくのです。一度の検査結果で焦りを感じず、長い目でアトピー性皮膚炎と向き合っていきましょう!
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