子供のアトピー性皮膚炎！子供が親に理解してもらいたい２つの心！

『掻いたらダメ！』と頭ごなしに怒ってはいませんか？
自分の意思で掻くことを止められないのが、アトピー性皮膚炎です。
掻きたくて掻いているのではありません。

掻くこと・自分の肌を傷付ける事は、本人が一番辛いことを理解しましょう。

子供がアトピー性皮膚炎を掻いていたら、怒るのではなく、優しく、掻くことをとめてあげれる努力をしましょう。
 

みんな、好きで掻いてるんじゃない！

『蚊に刺された場合、あなたは掻くことを我慢出来ますか？』　こう質問されたら、あまたは何と答えるでしょう？『絶対に掻きません』と即答出来る人はいるのでしょうか。

アトピー性皮膚炎の子供たちは、毎日、痒くて痒くて、掻くこと我慢出来ません。
まず初めに、子供たちがみんな『好きで掻いているんじゃない』ということを理解しましょう。

その気持ちを理解することで、アトピー性皮膚炎を掻いている子供たちのストレスも、少しは緩和されるはずです。

掻いてて怒られたくない！！

肌を無心で掻き続けている子供を見ると、思わず注意したくなります。それが子供を思っての親心だとしても、頭ごなしに怒るのはやめましょう！

前述したとおり、子供たちも、好きでアトピー性皮膚炎を?いているのではありません。

理解してもらえない悲しさで、反発して余計に痒くなり、掻き続けてしまいます。掻く→怒る→更に掻くと悪循環であり、アトピー性皮膚炎悪化の原因になります。

掻くことを、優しくとめてほしい！

では、どうしたら良いのかを考えてみましょう。

掻くのを怒るのではなく、掻くことをやめさせてあげなければいけません。
怒る前に、痒みが和らぐ方法を、子供たちに優しく教えてあげましょう。

汗をかいてたら、シャワーを勧めてあげてください。気分転換になり、痒みも和らぎます。肌が乾燥していたら、保湿クリームを塗ってあげてください。気分が落ち着きます。シャワーが浴びれない場合は、濡れタオルで優しく身体を拭いてあげるのも良いでしょう。

『子供たちも好きでアトピーを掻いているわけじゃない』この大前提を忘れてはいけません。

アトピー性皮膚炎を掻いている子供たちに必要なのは、怒ることではなく、掻くことをやめさせることです。

掻いているのを怒ることにより、子供たちは更にアトピー性皮膚炎を掻きむしってしまう・・・この悪循環はやめましょう。少しでも掻かずにすむ方法を、一緒に考えていくことが大切です。