熱帯魚水槽の水質も改善する納豆菌。アトピーにも効果あり？

腸内環境を整えてくれるといわれている乳酸菌やビフィズス菌よりも、納豆菌のほうがずっと強い菌だといわれています。
細菌や乳酸菌などを研究する機関では「納豆は厳禁」ということはとても有名ですね。

最近、お風呂のカビ防止に納豆菌を使ったアイテムもいくつかみられるようになりました。
そんな納豆菌は、アトピーにも効果があるのでしょうか。

熱帯魚水槽の水質も改善する納豆菌

次男が小学生のころからせっせと世話している熱帯魚水槽の管理を、次男の上京に伴って任されるようになりました。

グッピーが繁殖して増えていたこともありましたが、増えたり減ったりを繰り返しつつも、数年前、まさか巨大化するとは思わず購入したプレコが巨大化し、それよりは小さいながらも大きくなったグラミーが一匹ずつと、7～8匹のグッピーがいるだけになっていました。

任された手前、せっせと餌をあげ始めましたが、わずかしかいないグッピーなのに、増えるどころか、一匹ずつ毎日減っていきます。
餌をたっぷりあげているのにとうとう残り3匹に。しかも遺体が上がらない。消えるばかり。

どうにかならないかとペットショップに出かけて店員さんに聞いたところ、「おそらくプレコのしわざですね」と苦笑します。
苔を食べてくれるので水槽がきれいに維持できていますが、大きくなってくると上からのしかかってグッピー程度なら食べてしまうこともあるようです。

追加でグッピーペアを購入し、プレコが張り付いて喜ぶという流木を購入し、かつて食べようともしなかったプレコ餌を少しあげてみることにしました。
翌日からグッピーが減らなくなりました。

気をよくして追加でさらにグッピーペアを購入し、さらに、水替えしなくてもいいくらいに水がきれいになるという納豆菌を練り込んだドーナツ型のアイテム『エコ・バイオリング（ビッグ・バイオ社製）』を購入してみました。
「納豆菌は最強だからね！」と子供にウキウキ話しました。

2週間おきに水替えはしていますが、1か月ほどして、水槽の中にミニグッピーが結構な数で生息しているのに気が付きました。
さらに半年して、50匹はいるのではないだろうかと思うほど増えました。

世代交代し、ときどき数匹死んでしまうのに、どんどん増えています。
一年たった今、100匹いるんじゃないだろうか、もはや手狭では？と思うほどになりました。

納豆菌はアトピーも改善する？

「すごいね、納豆菌」というと、夫が、じっと三男を見つめていました。

三男は無類の納豆好き。選挙権を得ようという今も牛乳が飲めないのでヨーグルトはほとんど食べません。母乳も飲めなかったアレルギー体質が強い子供なのに、現在アトピックスキンがありません。
彼の肌トラブルはもっぱら背中のあせものみ。皮膚が弱いので、すぐにあせもだらけになってしまいます。

夫は「三男の腸内環境は納豆菌によって守られている」と主張しています。あれだけ好きなら、まあそうだろうと思います。
長男に毎日食べ続けるのはアトピーに良くない、たまには休めと言われて暴れたことがあるくらいです。

バイオリングで水槽の水質が恐ろしいほど向上したように、意地汚いほど固執する納豆で三男のお肌は守られているのかもしれません。
私もお肌の調子が悪いときは、三男の食べる分を維持しつつも納豆を食べようかなと思います。