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総アレルギー一家が愛してやまないお節料理の裏メニュー

お正月にはおせち料理を毎年作ります。夫の実家でサポーターとして作ることもあれば、家で一人で作ることもあり、その年の終わりにどこにいたかで作る場所は違いますが、結局は毎年作ります。

最近は豪華なおせちを購入するのが主流派のようですが、自分で作ってもそう手間がかかるものでもありません。アトピーの食物アレルギーのある子供には手作りのほうが、食べられない素材をうまく抜いて作れるので食べさせる時には安心です。

おせちには火どおりが悪い卵も牛乳も入らないので、三男が一緒に食べても気にならないため、アレルギー対策を特に考慮することなくここ数年おせちが作れているのは幸せだし楽だと思っています。

鯛の塩焼きは完食厳禁

私や夫が決めたわけではない、子どもが勝手に決めている暗黙のおせちルールが我が家にはあります。それは、ずばり、「タイの塩焼きは完食厳禁」。
どこまでなら食べられるのか、けん制し合いながら鯛の塩焼きを大切に食べます。骨なども決してけして粗雑には扱いません。鯛の塩焼きをこれほどまでに大切に食べる子どもはそうはいないのではないかと思います。

夫の実家では、鯛の塩焼きは焼いたものを31日に買ってくるので、非常に高価格の割に小さい鯛しか手に入りません。
我が家の子どもたちはけん制し合いながら残そうとしますが、よそのお宅でもあるし、彼らの努力の甲斐なく、ほぼ食べつくされるため、おじいちゃんおばあちゃんにはわからないように気を遣いながらも「めちゃがっかり」という顔をします。
その分、我が家だけのお正月のときは、おせちの鯛の塩焼きは絶対に適度な量が残され、ルールが死守されます。

昔と違って鯛の塩焼きそのものはいつでも作れるのですが、晩御飯のおかずが鯛の塩焼きのとき、たいていはうちでは切り身ではなく丸まま一匹を焼くのですが、子どもたちがいれば完食厳禁のルールが守られて、適度な量の身が残され、骨もきれいに取り置かれます。

そもそもの始まりは30年近く前の気まぐれ

そもそも、こんな奇妙な習慣がはじまったのは、30年ほど前、まだ私も独身だったころ、おせちに飽きたときに鯛の塩焼きの食べかけが目に入った時でした。
父がとても魚が好きだったので、大家族にもかかわらず、実家のお正月ではオーブンでは焼けないような大型の鯛の塩焼きに加えて、小ぶりの鯛が一人一匹ずつ用意されていて、いくらなんでも鯛ばかり食べていられないので、3日になってもたいていの鯛が完食されていませんでした。

おせちにすっかり飽きていた、おなかがすいた私は、目についた鯛の身をほぐし、鯛雑炊を作ろうと思いました。
お皿に鯛から出たコラーゲンなどがくっついているから、適量のあらと一緒に鍋に入れてお酒と一緒にグラグラと煮て出汁をとり、網で濾してからごはんとほぐし身を入れて塩で味付けして鯛雑炊を作りました。

最後に散らすのはネギにしようか三つ葉にしようか海苔にしようかと考えて振り向いたら父がじっと私をみていて、「いいにおいがしたから。わしのぶん、ある?」と言い出しました。
一人分の予定だったけれど、あげればいいかと思っていたら、末の妹がそっと扉から顔を出して、「いいにおいがする。あっしのぶんも、ある?」と言い出し、なんだかよくわからないままふるまったのが始まりでした。

アレルギーがあっても早くから食べられたから、もはや定番

子供に食物アレルギーがあっても、米、鯛、塩、三つ葉、ショウガ、酒で作っているので、この辺りは早くから食べられるようになりました。
鯛の塩焼きの骨がたくさんあるときでないと作らないためか、子供も異様に気に入り、「おせちより鯛雑炊の方が好きなのではないか?」と思うほど、固執するようになっています。

長年作り続けているうちにレシピが自分流に完成形になり、ショウガはアラから出汁を取るときにのみ入れた方が鯛の味の邪魔をしないとか、薄口しょうゆを少量使ってもかまわないが、夫の好みで塩のみで味付けするとか、薬味は三つ葉を散らすのみとか、決まった形が出来上がっています。

鯛ご飯にするときもアラからとった出汁でご飯を炊いた後、鯛の塩焼きのほぐし身と三つ葉を混ぜ合わすというのが我が家流です。

子どもたちも慣れたもので、どの程度塩焼きのほぐし身が残っているほうがおいしく味わえるか知り尽くしていて、これ以上食べたら味気ないと思う前に食べるのをやめるようです。
食後、頼んでもいないのにきれいにほぐし身とあらがより分けられて、「捨てないように」と私に差し出されます。「鯛雑炊を作れ。鯛ご飯でもええぞ」という暗黙のプレッシャーです。

このやり方で鯛雑炊を作ると、少し香ばしい鯛の匂いが家中に充満するので、夜出汁だけ取っておいて、朝雑炊を作っても、出来上がりに呼ばなくてもそろって起きてきます。
生の鯛ではなく、塩焼きから作るのがコツです。生臭さが全くない鯛雑炊が出来上がります。

色々な炊き込みご飯の素などが最近では販売されていますが、食物アレルギーがあるとすべてが食べられるわけではないので、自己流の料理が定番になってきます。
鯛雑炊は味付けも作り方もシンプルなので、作ろうと思えばどの子も作れるのではないかと思います。

食物アレルギーのある子も早期に食べられるようになるので、孫に食物アレルギーがあってもすぐに食べられるようになるから、伝統的に伝わるかもしれません。

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