苺はビタミンCが豊富。採れすぎ自家栽培苺はジャムより苺スムージー

草ぬきが面倒で、世話を仕切れなくなりつつある貸菜園の畑。
始めたころ、実家で分けてもらったイチゴの苗を4株植えたところ、どんどん勝手に増えていき、今や畑の1/2は占めているという有様です。

草ふさぎにちょうどいいと放置していたところ、知らない人からも「肥料をあげていないでしょう、肥料をあげなさい」と指導され、「草ふさぎなのに」とこぼしつつも肥料をあげました。
その結果、今年は苺が採れに採れ、小粒ながらも大豊作でした。

冷蔵庫の野菜室が真っ赤っか

苺の採れる期間は露地栽培の場合1か月弱です。
毎日行っても仕方ないと2日置きに出かけるのですが、苺をとるだけで1時間かかり、その上生えまくる草むしりに精を出すので、畑仕事が忙しくてくたくたです。

長時間の労働に見合うだけの採れ高で、食べるのにはすぐに飽きてしまい、野菜室は真っ赤っか、近所に配り続けても増える一方です。

連日の長時間の農作業で汗をかくためアトピーは悪化し、始終体が痒く、腰も痛くなって憂鬱です。
苺はビタミンCが豊富だからアトピーにもいいはずなのに、ストレスがたまるばかりです。

イチゴジャムを大量に作って一度に消費させようかと悩んでいたところ、冷蔵庫の奥から去年作ったイチゴジャムが登場し、どうせまた食べないとため息が出ます。

苺スムージーを思いつく

どうしたものかと悩んでいたところ、夫が「苺ミルクつくって。飲みたいな」と言い出しました。
これでもかと苺をほおりこみ、砂糖と氷と牛乳をたっぷり入れてミキサーでがーっと回しました。大量に苺が消費されました。しかもとびきりおいしい。

食べるのと違って、飲むので飽きないし、ラズベリーやジューンベリーといった他のべりーや果物を混ぜて味を変えるとまた楽しく、レモンのはちみつ漬けやあんずのシロップ漬けなど、アレンジに加えるものに事欠きません。

「そうだ、苺スムージーの素を凍らしておこう」と思い立ち、苺をペースト状になるまでミキサーにかけたものをジプロックに薄く延ばすように入れて凍らせておき、使いたい時にぺきぺき折ってジュースを作る材料に加えることにしました。

苺の収穫期が過ぎても、苺ジュースを堪能することができます。

希望が出たらお肌も回復

どんどん収穫してどんどん凍らせてどんどんジュースにして飲むと、まるでセレブマダムのよう、とウキウキしてきます。
不思議なことに、畑仕事が苺の収穫期限定ですが嫌でなくなります。

アトピーに汗が悪いとぶつぶつ言う気分でなくなり、「ビタミンCを一杯とってるから健康的」と気持ちまで変わってきます。全く現金です。
実際、肌にもお通じにもとても効果的でした。

さすがにお盆まではスムージーの素は持ちませんでしたが、ジャムより果物はスムージーにしたほうが食事に取り入れやすいと思いました。