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あれもこれもダメというのがいちばん簡単だけど、子供の反動が出る

食物アレルギーのある子供の食事を作るときに、絶対にアレルギーを起こさないと確信を持って食べさせられるものだけを食べさせ、「アレルギーを起こしていたけれど、もう食べられるかな?」と思うようなものも一切食べさせないまま育てていくのは、育て方としては一番楽な育て方だと思います。

「そんなことをしたら、食べられるものがものすごく少ないんじゃないの?」と思われるかと思います。もちろん少ないと思います。
雑穀だけ。一部のアレルギーを起こさない野菜だけ。後は自然食品のお店で買ってきた調味料だけ。栄養が足りないかなと思うところは、青汁とかサプリメントで足せば十分、というやり方が一番楽ちんで肌の状態はいい状態で過ごせるかもしれません。
栄養不良で発育不良には陥るかと思いますが、アナフィラキシーショックの心配だけはありません。

青汁は、まあ、私には合わないし、うちの子どもにはアクが強すぎてダメだと思いますが、体にいいとお好きな方は多いので、「飲める方は飲んだらいいのでは?」と思っています。

子供は食べたい生き物

子供は、同じものだけを食べて生きていける生き物ではありません。

TVも雑誌も見せずに育てれば、それしか知らないので生きていけるかもしれません。
TVでは、絶えず食べ物のCMが流れています。おいしそうに見えます。食べたことのない子供にはものすごいごちそうに見えます。

TV番組も、雑誌も、食べ物の特集であふれています。ドラえもんが食べているどら焼きも、おいしそうに見えるかと思います。
制約がある生活をしているからこそ、食物アレルギーのある子供は余計に食べたいのではないかと思います。

子供が人のものまで抱え込む

TVなどで見たものはいっさい与えずに育ててきた場合、子どもは食べる機会があると、そのチャンスにしがみつきます。
人のものまで取って食べようとします。何気なく他人が与えたものに飛びつきます。

アナフィラキシーショックを起こす可能性のあるものは即刻取り上げますが、そうでないものを、体にいいとは言えなくても、取り上げられる親はいないのではないかと思います。
目をらんらんと輝かせ、一心不乱に抱え込んだ姿に、心が痛みます。

こんなものにこんなに執着するなんてと、呆然と見つめ返します。
もちろん、食物アレルギーの子どもだけではありません。市販品を一切与えない主義で育てる場合も、同じ事態に遭遇します。

子どもは親の繰り返し話すことをしっかりと守ろうとしますが、渇望に近い食欲には目をつぶれないところがあります。

体に悪くても心にいい食べ物

ジャンクフードやスナック菓子は、明らかにアトピーにもよい影響を与えません。よい影響を与えませんが、我が家では与えていました。
過度に与えすぎて、キャパシティーをオーバーすることがないように気を付けながら、絶対に毎日にならないように気を付けながら与えてきました。

お祭りで近所のおじさんが渡してくれたナイロン袋に入ったスナック菓子の詰め合わせを、握りしめて抱え込んで離そうとしなかった長男を見たからです。
もっとも、私はなるべく与えないようにし、代わりに夫がせっせと与えようとし、夫が積極的に与えられるのは週末くらいなので、ちょうど1週間近いインターバルが空くので、私は与えないスタンス、夫は与えるスタンスでバランスを取ればちょうどいいのではないかと思いました。

夫は私が過度に神経質になっていると常考え、私は夫はチャレンジが行き過ぎていると思っていて、バランスがたまたま取れたのでしょう。
夫の無謀な賭けのためにまた悪くなったと思う反面、嬉しそうにろくでもない物を握りしめる長男を見ているのはうれしいので、仕方ないかと思えました。

実際問題として、そうすることで、心に余裕も生まれます。
目につかないように、うっかり食べないように、常時いらいらと見張っていなくてもいいからです。

そうしてしばらくすると、他のアトピーの子どもや、子どもに体に悪いものを一切与えない主義の家庭の子どもが、2才にならないときに、長男が見せたお菓子に対する執着と同じかそれ以上の執着を、もっと大きくなっていてもっと分別があるにも関わらず見せることに気が付きました。

親の目を盗んで、姑息に執着しています。ここまで意地汚いと言えるほど執着する姿を見せつけられると、いやだと思うよりも、かわいそうにしか見えません。
そこまで執着心を増長させていることに、気づけないでいる親の視野の狭さに不快感が沸きます。

食物アレルギーの子どもは食べさせてもらえなかった恨みがたまっていることがある?

食物アレルギーのある子供は、「食べたいものも食べさせてもらえなかった恨みが積もっていることがある」という専門家の話を時々耳にしていました。

自分の子どもの除去食を考えるとき、大きくなったらあれもこれも食べさせてもらえなかったんだと思って恨みに思ってしまうんだろうか、食物アレルギーのある子供をもつ親の宿命というけれど、子どもも可愛そうだなと思って、将来に漠然と不安を持っていました。
今現在、自分の子どもが大きくなってきて、そんなことを恨みに思っている子供はいないように見受けられます。

食べさせてもらえなかった恨みというのは、大きくなっても執着してしまうまで、いわゆる「体に悪い物」を除いた育て方をされた子どもだろうか?と漠然と考えています。
自分が見た、ある程度大きくなっても親の目を盗んでジャンクやスナック菓子に執着して子どもたちがその後、どうなったのか知らないので確信が持てませんが、可能性としてはあるなと思います。

あれもだめ、これもだめと禁止ばかりするのは、親も楽かもしれませんが、アナフィラキシーショックを起こさないものであれば、ある程度の緩さも必要ではないかと思います。

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