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除去食で食べられないものがあるとき【食べられなくてかわいそう?辛い?】

卵や牛乳にアレルギーがあると、除去食をするようになります。
赤ちゃんの頃からアトピーを発病すると、離乳期はもとより、ある程度大きくなるまでそれらのものは食べることができません。
子どもも食べた頃がないからこそ「食べてみたい」という気持ちは強いようです。

アレルギーがある程度あるものを食べた時

わが家の子どもは三人ともアレルギー体質がある程度あります。
長男三男はアトピーです。そんな長男次男が小学校に入る前、プリン、それもCMで見たプッチンプリンが食べたいと言い出したことがありました。

長男は二次加工品を食べられるようにはなっていましたし、次男は2才の頃耳かきいっぱいの卵の黄身を食べて大量嘔吐したことがあるとはいえ、もう少し大きくなっているし、もとよりアトピーではないのでアナフィラキシーショックを起こす心配はしないまでも、内心ドキドキしながら食べさせてみました。

「プリンだ!」とふたりとも満面の笑みで大喜びでした。
ひとくち食べて「おいしい!」でも、二口目から顔をかしげ、結局見口食べたらくちゃくちゃまぜて「もういらない」と言い出しました。

「変な味がする」「びりびりする」と、二人で一生懸命不調を訴えます。
それからかなりの間、プリンを食べたいと言いませんでした。

アレルギーを起こす食べ物は、アレルギー体質の子どもにはおいしく感じられないようです。
場合によっては、喉の奥が猛烈に痒くなって、息苦しくなるようです。
つまり、卵牛乳にアレルギーがある場合、抜いて食べさせてもらったほうが彼らには快適なのです。
むしろ、ある程度食べられていたのに、どうもコレがあっていないみたいだから今日から食べちゃダメ、と言われる方が辛いようです。

食べられないものを強要される方がかわいそう

子供
食べられないものを食べさせようとするほうが、食物アレルギーがある子どもには辛いようです。

三男が、かつて「オレがケーキを受け入れないんじゃない、ケーキがオレを受け入れない!」と言ったように、おいしくない、というよりも、非常にマズイようです。

アレルギーのない人にはわからないもう一つの味覚があって、そこにNO!といわせる味だと考えればよいのかと思います。食べられないのを辛いと思う必要はないと思います。

ないほうが幸せなのだから、体にわざわざ合わせてもらっている、特別仕様にしてもらていると考えればいいのだと思います。

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