肌に合う化粧品・かぶれにくい化粧品を見つけるのは難しい

アトピーの人は肌が弱いのでアトピーなのですが、アトピーでも女性はある程度の年齢になれば、いつもすっぴんでOKとはいいがたくなります。
TPOを考えると、肌の状態がとてもとても悪くても、化粧をせざるを得ない状況に陥ることがあります。

化粧品も高ければよいとは言えず、何でもいいから自分に合うものを見つけたいと思います。
昨今の化粧品は品質がとても良くなってきているので、肌トラブルを起こしにくくなってきています。

どちらかと言えば、メイクが崩れず長持ちするようなタイプのものを選ばないようにしておけば、肌のトラブルはより少ないように思います。

リップライナー・アイライナー、私の肌はライナーに弱い

黒目がちに見えて目がぱっちりと見えるという、最近のメイク術を駆使すると、まつ毛の内側にアイライナーを入れるようですが、ただでさえ肌も目も悪い私からすれば、そんな恐ろしいところにアイライナーを塗るなど狂気の沙汰です。

どうやってそのアイメイクを落としたらいいのかわかりません。コンタクトを入れたら激痛が走りそうです。ものもらいや結膜炎に始終かかりそうです。恐ろしいです。
アイライナーには、私の肌は耐えられないと思います。

口紅を塗るときに、唇の輪郭を描いておくリップライナーを使うと、キレイにかけて長持ちすると昔々に教わりました。
以来、時々再チャレンジする機会に恵まれてきていますが、このリップライナーを使用すると、私の唇は謎の体液を吹き出し、パンパンに腫れあがります。

チャレンジごとにメーカーを変えてみましたが、今度こそ大丈夫に違いないという、甘い期待を見事に裏切ってくれたので、以来リップライナーは私に合わない化粧品堂々のNO.1の地位に輝いています。
怖くて使えないアイライナーと違って、リップライナーは使うと怖いことになるもの。一生使うことはないと今は思っています。

そもそも、口紅は取れやすいほうが私の口には合っているように思います。取れにくいものはどうしても肌荒れへの近道になるようです。
塗る前に必ず何でもいいからあらかじめリップクリームを塗っておくのも必須作業です。これをやらずにダイレクトに塗ると、口紅でも体液が噴き出してしまうので、リップクリームは必需品です。

うるおい成分たっぷりと書かれていても、直塗り厳禁です。
取れるたびにリップクリームを塗って、口紅をその上から塗りなおせば、後で体液が噴き出すことも腫れることもないのでかえって楽なのではないかと思います。

繰り出し式のアイブロウ、私の肌は繰り出し式に弱い

アイブロウはそもそも、まるで色鉛筆のようで、小さい携帯式の鉛筆削りと一緒に購入していました。短くなってきたら、くりくり回して削りだしてとがらせて使います。

何年前か忘れましたが、繰り出し式のシャープペンシルと同じで、芯の部分だけをどんどん回して繰り出して、鉛筆削りがなくても芯が繰り出せるアイブロウが出てきました。
「まるで色鉛筆」よりかなりおしゃれで、反対側にブラシもついているからとても便利です。

「何て画期的な発明だ！」と喜び勇んで買い求めましたが、これを使うと、ちょっと肌に刺激を覚えることがあります。
「気のせいかな？」と思いつつも使っていると、刺激はそれほど激しいものではないのですが、眉毛が目に見えて薄くなっていくことが分かりました。

何か肌に合わない成分がこのメーカーの物には含まれているに違いない、そう思って、別のメーカーのものに替えてみましたが、やはり使っているうちに、眉毛が薄くなっていきます。
大した刺激があるわけではないのですが、だんだんとストレスが蓄積されるのか、結果として眉毛が抜けやすくなってしまうという変な状況に陥りました。

4社ぐらい試してみて諦めました。国産だろうと外国産だろうと、結果が同じだからです。
困り果てて「まるで色鉛筆」のアイブロウを買ってみたところ、コンビニコスメだろうと、大手メーカーだろうと、眉毛が抜けてしまうという奇怪な現象がぴたりと収まりました。

周りに木枠があろうがなかろうが、同じようなものに違いないのにこの差は何なのでしょう。
「まるで色鉛筆」タイプのアイブロウでさえあればいいようです。

繰り出し式のものは、芯のみで出回ることもあるので、木枠がない分、何か接着剤が余分についているとか、そういったことなのかもしれませんが、よくわかりません。
眉毛がなくならないようにするには、「まるで色鉛筆」を私の場合は使うしかないのかもしれません。

まるで色鉛筆はだんだん世の中から消えていく

「まるで色鉛筆」のアイブロウは、最近探すのに苦労するようになりました。
そもそも売っていないお店が多く、この際100均でもいいと思っても、黒と茶色ならあるのですが、私が好んで使うグレーは置いていないことが多くなりました。

色まで私をあざ笑うようです。非主流派というのは生きにくい時代になりました。
あちこち探して、見つけたときは使っているまるで色鉛筆のアイブロウが超ミニミニになってしまっていることもあります。

実に、見つけにくいです。なくなったり見つけられなくなったらどうしようか、本気で悩んでしまいます。
口紅をつける前にリップクリームを塗るように、アイブロウの前に何か塗ればいいのでしょうか。面倒くさがりの私にはちょっとハードルが高いです。

でも、なくなってしまったら、そうせざるを得ないかもしれません。
化粧品メーカーの方には、変わりもののために、いつまでもまるで色鉛筆なアイブロウをいつまでも生産していただけたらと切に願います。