アトピーからくる顔のかゆみ改善方法

アトピーとは俗称であり、正確に言えばアレルギー性皮膚炎のことをさしています。

これは子どもから大人まで幅広い年代に発症する病気であり、子どもの場合は成長するにつれて改善することも多いのですが大人になってから発症すると改善することが難しく、悪化してしまうことも多いといわれています。

顔に出現した場合のアトピー

アトピーは全身に発症する病気となっているのですが、もっとも厄介なのが顔に出現した場合です。

というのも、アトピーはかゆみを伴っている皮膚炎なのですが炎症を起こしている部分はかきむしってしまうことが多くかさぶたになっていることもありますし、ブツブツと赤い湿疹が出ることもあります。

そのため非常に見栄えが悪くなってしまうため、顔に出てしまった場合はほかの場所よりもかゆみ対策をしっかり行っておくことが重要になるのです。

顔にできてしまったアトピーの対策

では顔にできてしまったアトピーのかゆみ対策としてはどのような方法があるのかと言うと、まずは原因を改善していくことにあります。

どういうことかというと、顔にできるアトピーのほとんどはニキビや吹き出物が中心となっているのですが、その原因は食生活の乱れから来ているとされています。

通常のニキビや吹き出物であれば睡眠時間を確保したり良質な睡眠をとることで改善できるのですが、アトピーの場合は脂質の取りすぎによってできるため睡眠では改善できないので、食事を見直すことによってかゆみを改善することができます。

そしてかゆみが出てしまった場合の改善方法としては、まず一番にできることとして洗顔があります。

ただしこれは普通の方法では皮脂や皮膚を過剰に洗い流してしまうのでかゆみを悪化させてしまうため、激しく洗顔することは逆効果になります。

なので洗う際にはぬるま湯を利用して皮脂が分泌される中心であるＴゾーンを中心に力をいれずに行うことがお勧めです。

また、洗う際に使うものも自然由来の天然系統のものを使用することがおすすめされており、刺激が強いものは悪化してしまうため使わないようにする必要があります。

家の外でかゆみが出てしまったと言う場合は、乾燥と肌荒れが原因となっているので保湿剤を使用することで改善することができます。

ここでも当然刺激が強いものは逆効果ですし、塗りすぎてしまっても効果はないので注意が必要です。

使用する保湿剤は市販のものよりも病院で処方してもらったものの方が効果も高いですし、乳液を一緒に使うとより肌を保護することができます。