アトピーが良くなってきたら【かゆくないから】いつの間にやら脱保湿

私の場合、『アトピーが良くなってきた状態』というのは、お肌のカサカサしている部分が少なくなってきて、カサカサ度合いが少なくなってきたときを、『アトピーが良くなってきた状態』と認識しています。

体中のどこにも皮膚炎がない状態も、少しあるだけになったときも、同じように良くなってきた状態だと考えています。

一時的には良くなるけれど

アトピーは一時的に良くなることはたびたびありますが、ちょっとしたきっかけで悪くなる時は一気に悪くなります。
油断できない病気であり、アトピーの人がアトピーで完全になくなる日はないのではないかと思います。

アレルギーを起こしやすい体質が多少は改善されることはあっても、完全にはなくなるわけではないので、完治する日というのはないのではないかと思います。

良い状態をできるだけ長く、悪い状態を保たない

「いかにして良い状態をできるだけ長く保つか」を日々考える必要があり、悪くなる時は一気に悪くなるので、それ以上悪化しないように抑えるすべを考え、あの手この手でセーブを計る必要があります。

誰よりも美しい肌を目指すほどの美意識がないのにもかかわらず、肌に対する刺激には誰よりも用心深くなってしまいます。
そうしないとどれだけ悪くなるかわからないので、自分を守るためにも慎重にならざるを得ない点があります。

本当に良い状態のときは痒くないから保湿も要らない

本当に良い状態のときは、やろうと思わなくてもいつの間にやら脱保湿しています。

「そういえば塗り忘れた！」となったときは間違いなく肌の状態が良いので、自分で忘れていることに気が付いてうれしくなります。
楽できたうれしさと、「やったお肌が調子いい！」と思う喜びと、二重に喜びがあります。

肌が良い状態を保っているときの一時的な脱保湿なので、維持したいと思っていてもそうはいかないときもありますが、ひとときでも脱保湿ができた瞬間に気が付くととてもうれしいものです。

残念ながら、たいていの場合大して長続きしないのが最大の欠点です。
今度こそ長続きできるといいなと思いますが、思うようにコントロールできません。

痒いときに掻く癖がついている

脱保湿の最大の敵は、痒いときについた「すぐに掻いてしまう癖」ではないかと思います。

何ともないところをついポリポリしていて、はっと気が付くと新しいカサカサや傷に仕上げている場合があります。
これさえやめられればと自分でも思いますが、セーブするのはなかなか難しいものです。