アトピーからくる首のかゆみ改善方法

冬になると空気が乾燥してきて体が無性にかゆくなることありますよね。

冬はかゆさの増す季節ですが、慢性的にかゆみが続いているという方は要注意です。

もしかしたらそのかゆみの原因は乾燥ではなくアトピーかもしれません。

大人になると首に症状が出るアトピー

アトピーはアレルギーのある人や、元々皮膚が弱い人の皮膚に炎症が起こる病気です。

症状としてはかゆみや湿疹などがあります。

皮膚は角質細胞によって紫外線や乾燥などのダメージから身を守っているのですが、アトピーにかかると角質細胞が減り、肌にダメージが直接届いてしまいます。

ダメージを受けた肌はダメージに過剰反応をして炎症を起こし、そして湿疹やかゆみを引き起こすのです。

そんなアトピーなのですが、大人になると首にその症状が出てくるようになります。

首は太いリンパ腺があり、毒素がたまりやすい所です。

アトピーにかかるとリンパ線にたまった毒素に肌が反応してかゆみや湿疹を引き起こします。

また首は冬でも露出することが多い所でもあります。

冬の乾燥によって、弱まっていた肌がさらに傷つきひどいかゆみを生むのです。

首のアトピーのかゆみの原因

アトピーの中でも特にひどいと言われている首のアトピー、そのかゆみを解消するにはどうすればいいのでしょうか。

首にできるアトピーの原因としては脂っこい動物性の油を大量に摂取していることや糖分の取りすぎなどが挙げられます。

年末にかけて忘年会などもあり、お肉やお菓子をたくさんたべているという方も多いでしょう。

動物性の油や当分は体の毒素になりやすい食べ物です。

毒素がリンパ線に蓄積して首のかゆみにつながるのです。

首のアトピーのかゆみを抑える方法

かゆみを抑えるには動物性の油や糖分の摂取を控えることが効果的です。

摂取を控えると毒素の蓄積も減り、かゆみも次第に収まっていきます。

ただし、毒素が体の中から抜けるのを待つ必要があるため、かゆみを解消するには少々時間がかかってしまいます。

どうしてもかゆみを早く解消したいという方はステロイド外用薬を処方してもらう方法もあります。

ステロイドには皮膚の過剰反応を抑え、かゆみを起こさないようにする効果があります。

ステロイドと聞くと悪いイメージを持つ方も多いでしょうが、炎症を起こしている箇所に塗る程度なら大きな副作用は起きません。

医師の判断した量と期間を守り使い続ければ、かゆみに襲われることなく治療できます。

市販薬でもステロイド外用薬は販売されていますが、ステロイド外用薬には使用する人の年齢や患部によって適切な薬の強さが異なるため、医師に処方してもらった方が安全です。