背中がかゆい！かゆみを抑える応急処置と考えられる病気

背中がかゆいと感じた時には、自然に後ろに手が伸びてかいていることがあります。

しかし、かいても治まらない場合は何かしらの要因があり、それがひどくなってしまうことも考えられます。

見えにくい場所だけに、余計に悪化させないためにも、適切な応急処置をしましょう。

背中のかゆみの原因とは

顔のようには見えないパーツですから、なにか異変が起きても、痒いといった症状ではじめて気が付くことがあります。

かゆい症状が出てくる原因としては、いくつかのことが考えられます。

よくあることとして、背中の皮膚が乾燥をしているために、それがかゆみとなって皮膚がSOSを出しているケースです。

顔の肌は毎日のようにスキンケアをしても、ボディの後ろ側は、それほど丁寧なお手入れをすることはないため、肌は乾きやすいです。

ほかにもあるのは、皮膚トラブルであったり、何かしらの病気の合図かもしれません。

背中のかゆみで考えられる病気

背中がかゆいのは皮膚の乾燥をはじめ、ノミやシラミとか、アレルギー性のもの、衣類の摩擦等で引き起こるケースが多くみられます。

病気では、糖尿病や慢性腎不全なども否定はできません。

かゆい症状は病状が進行していくとひどくなり、視覚や神経痛、知覚異常といった合併症になることがあります。

自覚症状として、糖尿病はむくみやすく多尿となり、倦怠感や喉の渇きを感じやすくなります。

重症になるまであまり自覚症状がないのは、慢性腎不全です。

夜間のトイレに行く回数が増えて、そのうちに脱力感や疲労感が出てきます。

切り傷ができても出血が止まりにくくなり、ぶつけたらアザもできやすいです。

かゆみを抑える応急処置

背中がかゆくなる原因で発生しやすいのは、シンプルに乾燥です。

服は乾燥しやすい時期ですし、夏は発汗が多くなり蒸発時に水分を取られて乾燥します。

応急処置としては、乾燥を防ぐことが先決ですから、美容クリームやオイルを塗布しましょう。

バスタイムには、保湿性のある入浴剤を使用するのも良いでしょう。

皮膚トラブルをおこしてのかゆみは、そのトラブルに合わせた応急処置を行います。

接触性皮膚炎はいわゆるかぶれですが、何が原因かを特定した上で、接触を控えることです。

強く痒いと感じる状態は、じんましんであることが考えられますから、とりあえずは冷やすようにします。

アトピー性皮膚炎の場合も冷やすことを意識して、かゆみを抑える医薬品を服用、症状をいったん抑えるようにしましょう。