腕にできる湿疹の原因と対処法

腕にできる湿疹の原因にはいくつかあります。

痒いからといって掻きむしってしまうと、痕が残ってしまいますし、市販の薬を塗ったからといっても改善することができない場合もあります。

ストレスや疲労

腕にできる湿疹の原因として、ストレスが挙げられます。

ストレスは様々な病気の原因となりますが、ストレスが生じることにより、血管が委縮し、硬直することで血流が悪くなって、組織の老廃物が滞ったり、ストレスにより、自律神経の乱れによって湿疹ができてしまう原因となってしまう場合があります。

また、疲労によっても湿疹ができてしまう原因となるため、ストレスや疲労によって腕に湿疹が生じてしまった場合には、十分な休養が大切となります。

また、規則正しい生活や適度な運動を心がけることも大切です。

趣味を持ったり、スポーツをするなどもストレスを解消するには有効です。

ダニや衣服の繊維

次に、腕に湿疹ができる原因には、ダニも考えられます。

ペットなどを飼っている場合には特に注意が必要です。

ダニが原因の場合には、薬を塗るなどの対処が必要となりますが、駆除をすることも大切です。

薬剤の散布や掃除機をかけるなどの対策も必要となります。

また、衣服の繊維も原因となります。

敏感な肌の人の場合、衣服の繊維が少しでも皮膚に触れているというだけで、それが刺激になり湿疹ができてしまう原因となってしまう場合があります、

薬を塗るだけでは根本的な治療とはなりません。

その場合、ポリエステルなどの化学繊維は控えて、肌に優しい綿や絹などの天然素材の衣類に変えることで改善できます。

不潔にしている場合も、肌が荒れてしまうことで、原因の一つとなってしまうので、汗をかいたあと放っておいたり、何日もお風呂に入らないといった場合も原因となってしまいます。

衛生管理の改善も必要

普段からの衛生管理も改善のためには重要です。

ただし、洗いすぎにも注意が必要となります。

洗いすぎは、必要な皮脂まで洗い流してしまう原因となり、皮脂を失うことで免疫機能が正常に働かなくなって、ちょっとした刺激でも湿疹の原因となってしまう場合があります。

また、利用する石鹸にも、市販のボディーソープなどに含まれている界面活性剤などの成分によって、必要以上に皮脂を洗い流してしまう場合もあります。

石鹸は天然素材由来のものや、アミノ酸系のものを利用するなどでも改善につなげることができる可能性があります。

最後に、原因がどうしてもわからない場合にはしっかりと皮膚科で診てもらうことも大切です。