ストレス＆睡眠不足も原因？知っておきたい子供アトピーの意外な原因！

子供のアトピー性皮膚炎のアレルゲンを調べて、原因を取り除く努力をしても、一向にアトピー性皮膚炎の改善が見られない場合があります。

そのアトピー性皮膚炎には、ストレスや睡眠不足からくる痒みが原因の可能性があります。一度、生活を見直してみましょう。
 

湿疹が出ているストレス

成人アトピー性皮膚炎の原因で考えられるストレスですが、子供アトピーも決して無縁ではありません。周囲の思いがけない行動や言動で、ストレスを感じている可能性があります。

身体に出ている湿疹が原因で嫌がっていることを無理強いしていませんか？

身体にアトピー性皮膚炎が出ているのに、水泳教室を通わせている、顔に湿疹が出ているのに、無理やり外出させるなど・・・。子供が進んで行うことにストップをかける必要はありませんが、湿疹が原因で嫌がっていることを無理強いさせることは一度見直してみてください。

決して引きこもることを推奨するのではりません。湿疹を治すことを優先で考えてみてほしいのです。

睡眠不足

睡眠不足でイライラし、身体を掻きむしり、アトピー性皮膚炎を悪化させている可能性があります。

睡眠前はアトピー性皮膚炎が痒くなりやすく、睡眠を妨げる原因になります。

また、痒みで目が覚め、なかなか寝付けなかったりで負のスパイラルに陥るのですが、十分な睡眠を取ることはアトピー性皮膚炎の改善につながります。

入浴後、しっかりと保湿ケアを行い、就寝前はゆっくりと過ごす、かゆみで目が覚めた時は、薬を塗って落ち着かせるなど、良好な睡眠を取れる心がけをしてみましょう。

前向きになれる場所を見つけよう

アトピー性皮膚炎は、自分の好きなこと、集中しているときなどは、かゆみが出にくいです。アトピー性皮膚炎であることを思いつめてしまっては、更に悪化させてしまう可能性があります。

湿疹が原因で周囲とのコミュニケーションを塞ぎがちになった場合、子供自身が熱中出来る趣味を見つけましょう。

書道やピアノ、スポーツでも構いません。湿疹が原因で外出がイヤでも、趣味をきっかけに心が開ける可能性があります。

また、アトピー性皮膚炎の患者さんが集まるコミュニケーションの場に参加してみるもの良いでしょう。

子供アトピーとストレス＆睡眠不足、切っても切れない関係にあります。

湿疹が原因で嫌がっていることは、子供の心境を察知して（出来る限り）無理強いさせない、前向きになれるような場所を見つけるなど、心が開ける努力をしましょう。