アトピーだって食べたい！【除去食をしていても食べられるジャンクフード】

TVの子供番組を見ていて本当に思うのは、食べ物に関するCMのとてもとても多いこと。
ああこれもうちの子は食べられないなあと思いつつ苦々しく思います。

当の子供は、うっとりTV画面を憧れの目で見つめています。
絵本を読んでもちょっとおしゃれな本だと、パンケーキとか卵とか、出てくるので、これまた食べられない。美味しそうに見えるから、なおのこと、辛いですね。

そんな中、除去食の項目がちょっと解除してくると、食べられるようになるジャンクフードが出てきます。辛い禁止項目が多い生活のちょっとした息抜きに、子供の満足気な顔を見られるのは楽しいものです。
 

小麦粉が食べられるようになったらうどん屋さんへGO!

注意しなくてはいけないのは、そばを置いていないうどん専門店を選ぶことです。
そばが大丈夫かどうか、血液検査だけではわかりにくいです。

うちの三男はびっくり高値の数値ですが、そばが好きで、そばでアレルギーを起こしたことはありません。医師からは、「数値だけではなんとも言えない、食べさせてみて、食べられたら気にする必要はない。そばのアレルギーはONかOFFかしかない」と言われました。うちはOFFだったようです。

とはいえ、早々には判断できないので、うどん専門店にしましょう。
「かまぼこ、卵はいれないでください」と念を押しておけば大丈夫です。

大豆製品もいけたなら、きつねうどんにしてもいいですね。
ご飯が大丈夫なら、サイドにお稲荷さんなんか頼んでやるととても喜びます。

ご飯と牛肉が食べられるようになったら牛丼チェーンへGO!

牛乳が飲めるようになるには、場合によっては長い長い年月が必要です。ちなみにうちの三男（16）はもう完全除去の必要はありませんが、未だに飲めません。

でも、牛肉が食べられるようになるのは、以外に早かったです。
ミルクやバターが使われているパンが食べられるようになるよりも、牛肉のほうが早かったです。

というわけで、ご飯と牛乳肉が食べられるようになったら、CMでもよくやっているので、ものすごく喜んでくれます。

牛肉とトマトと小麦粉が食べられるようになったらマクドナルドへGO!だったのですが・・・・。

かつて、マクドナルドのハンバーガーには卵も牛乳も使っていませんでした。味的にはどうよ、ですが、アレルギー児にはまさに救世主！

HPでも確認しましたが、卵がバンズに入れられるようになったようです。ああ迷惑ですね、アレルギー児には。二次加工品が食べられるくらいになっていれば、行けるかと思います。

かつて三男が行けた時期より多少遅くなるかと思いますが、卵の二次加工品なら行けるようになれば、連れて行ってあげてください。その喜びようは格別です。

CMでいっぱい見ますから。みんなが行ったことがあるから。味や体に良い悪いは別として、心の食べ物だと思います。

まとめ：ジャンクフードは心の食べ物。多少のことは、気にしない

皮膚症状を良くするために行くのではありません。
制限の多い生活の中で、「俺も食べれた！」という喜びを噛み締めてもらうために行きます。

お刺身が食べられる子なら、お寿司屋さんもいいですね。
醤油がついたらかぶれることもあるので、おしぼりのキープを欠かさないようにしましょう。

アレルギーを起こしそうなネタは取らないよう注意します。
白いものは怪しいものと思っていたうちの三男はマヨネーズ系を取ることは未だにありません。他の子供でもそうだと思います。

注意を怠る必要は無いですが、どこか悪くなっていないか観察することだけに終始せず、子供の笑顔を満喫してください。