2016.05.06
幼児期のアトピーを長引かせないためにできること
幼児期のアトピーは日常生活の過ごし方により、症状が酷くなったり軽くなったりと変わります。
また完治する時期も異なります。
根気よく健康的な生活を送ることです。
腸の状態が悪いと肌も弱くなる。
食物アレルギーがある幼児にアトピーのケースが多いことから分かるように、腸壁が未熟で食物の刺激が腸をすり抜け身体が拒否反応を起こすことと、肌の弱さがつながります。
かゆくなったり肌が炎症を起こしてしまい、赤くはれあがる、膿が出てしまうなどの症状が起こるのがアトピーです。
産まれたての赤ちゃんは内臓がまだ未熟で腸壁が未熟であることも良くあります。
消化がよい母乳で育ちますが、母親が食べた食べ物が母乳に含まれそれが刺激となり湿疹が出ることもあります。
身体の成長とともに腸壁が強くなり、刺激を受けないようになります。
しかしなかなか上手く成長せずに未熟の状態が長いと身体が食べ物の刺激と受け続けることになり、肌も弱くアトピーになってしまうのです。
アトピーの幼児は多いのです。
大人に成長すると完治するケースが多い。
幼児の頃はアトピーでも大人になれば治っているケースは多いものです。
内蔵がしっかりと成長して抵抗力がつくのです。
しかし体質には個人差があり、食べ物以外にも花粉や塵やホコリ、金属など様々な物質に刺激を受けやすい人もいます。
大人になるまでに強い身体にするためには幼児のころの過ごし方が重要です。
しっかりと栄養を摂取したり身体を動かしたり、清潔すぎない環境で強く過ごすことで免疫力がアップして抵抗力の強い身体を作ることを心がけます。
普段の生活習慣が大切です。
早寝早起き、規則正しい生活、よく身体を動かし汗をかく、質の良い栄養摂取、糖分の過剰摂取を避ける、冬に過剰な厚着をしない、良く歩く。
消毒剤、抗菌剤など身体を守り過ぎない。
これらの昔ながらの生活を送ることが大切です。
アトピーでかゆみがあっても薬を乱用しないことも大切です。
一旦症状が酷くなったように思いますが、炎症も膿が出るのも身体が治そうとしているサインなのです。
無理やり薬で治そうとするのは身体の回復力を妨げる行為です。
また、人の身体は睡眠中に細胞修復したり新しい細胞が産まれます。
夜更かししたり睡眠時間が短いと肌の状態はすぐに悪くなります。
昼間にしっかり身体を動かし、夜には脳も身体もしっかり休息できるような規則正しい生活は基本です。
アトピーは症状が酷くなったり軽くなったりを繰り返しながら治っていきます。
根気よく健康に気を付けることです。
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