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育児書に合わない!やっちゃダメ「離乳前のならし」はアトピーに厳禁

「離乳食を始める前に、食べ物に慣らせるために、お風呂あがりに薄めた果汁を飲ませたり、番茶を薄めて飲ませてあげましょう」と育児書に書いてありました。

乳児検診でも、「赤ちゃんは好奇心が旺盛だから、色んな物を少しづつ食べさせて慣らせてあげましょうね」と言われました。

でも、それはアトピー児には、絶対禁止項目でした。
 

長男の赤ちゃんの頃  知らなくて失敗したケース

同じ頃に出産したママ友に、「お風呂あがりとか、果汁薄めたのを飲ませてあげるととっても喜ぶよ!」と教えてもらいました。

喜び勇んで早速長男に薄めた果汁(りんごジュース2倍希釈)を飲ませたところ、変な顔をし、すぐにそっぽを向いて飲まなくなりました。生後2.3ヶ月頃です。

あれれ~?と思いつつ、薄すぎたかな~?と思い、翌日のお風呂あがりに再チャレンジ。今度は一口飲んでぷい、と横を向きました。
お友達の子どもと全然反応が違うので、やめてしまいました。

赤ちゃんの消化能力が十分に発達するのは生後5ヶ月ごろから

フルーツ

長男は育児書に「生後3ヶ月くらいから離乳食を始めましょう」と書いてあったので、重湯からスタートしました。吐いたり下痢したり、アトピーはどんどん悪化していくし、ものすごく難航しました。

2歳の頃、体重が9キロくらいしかなく、痩せて食べることにあまり興味のないこどもに育っていました。

このころ、初めて、「赤ちゃんの消化能力が十分に発達するのは生後5ヶ月ころからなので、アレルギーのある子供は特に、生後5ヶ月まで離乳食を開始しないほうがよい」ことを知りました。

また、果汁はアレルギーを引き起こすおそれがあるものがとても多く、早期に与えると、後々果物アレルギーを引き起こしやすく、欧米では問題になっているとのこと。

薄めた果汁や生後3ヶ月からの離乳食も、息子のアレルギーを悪化させる要因に他ならなかったようです。

まとめ:離乳のならしは絶対しない

赤ちゃんには、いろいろ食べさせてあげたいものですが、アトピー児には厳禁。
三男には、生後5ヶ月までならしも離乳も開始しませんでした。

乳児検診では保健師さんに、「かわいそうだ、間違っている」と非難され、まるで子供の虐待のように言われました。でも、初期の母乳のほか、アレルギー用の粉ミルク以外、なにもあげなかった。

それでも、三男の食べたい気持ちは絶好調だったし、正しい離乳の進め方に合わせたので、転がるように皮膚状態が悪化することなく、少しづつ食べられるものが増えていきました。

後の食事を見ていても、アレルギーを起こすものは食べても美味しくないようです。
だったら、アレルギーを起こしにくくしたほうが幸せです。

離乳のならしはしない、離乳開始は生後5ヶ月過ぎてから。アトピー児の鉄則です。

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