全ての温泉がアトピー性皮膚炎に良い？悪い？私たちが最低限、知っておきたいこと。

全ての温泉がアトピー性皮膚炎に良いわけでもありません。そして、全ての温泉が、アトピー性皮膚炎に悪いわけでもありません。

その時のアトピー性皮膚炎の状態と、温泉の効能を照らし合わせ、『温泉治療』でアトピー性皮膚炎の痒みを和らげましょう！民間治療・温泉治療は、気長に続けることが大切です。
 

温泉の効能について

泉質によって、効能は変わってきます。泉質は、炭酸水素泉〜塩化物泉〜単純温泉〜etc と、多岐に渡り、それぞれの泉質にそれぞれの効能があります。

肌に良いとされている温泉でも、入浴後、湿疹が赤くなり、痒みがとまらない、アトピー性皮膚炎が悪化するケースがあります。その温泉・泉質が合うかは、人それぞれです。

その時のアトピー性皮膚炎の状態と様子を見ながら、温泉に入ることが大切です。
無理をせず、温泉を楽しみましょう。

温泉療法は長期戦

一泊二日の温泉を楽しむのなら問題はないですが、本格的に温泉療法を行うのなら、長期戦になります。１〜２日で、すぐにアトピー性皮膚炎が改善されるものではありません。１日２回〜３回の温浴を続けて、根本的にアトピー性皮膚炎を改善することが目的となります。

自分のアトピー性皮膚炎に合う泉質かを考えるとともに、長期的に継続的に続けられるかを検討しましょう。

長期の休みを利用して、温泉療法を行う場合は、泉質がアトピー性皮膚炎の悪化を防いぐのはもちろん、温泉でのリラックス効果により、アトピー性皮膚炎の改善が見られる場合があります。追い詰めることなく、長い目で続けてみましょう。

高温の温泉は禁止です！

どんな泉質の温泉でも、高温の入浴は急けましょう！

高温で皮膚を刺激し、アトピー性皮膚炎が悪化する可能性があります。また、もしも合わない泉質であり、高温であった場合は、刺激が強すぎて、肌の角質がはがれ落ちてしまうかも知れません。

少しぬるめのお湯に、ゆっくり浸かるように心掛けましょう。

泉質効果だけでなく、適度に汗をかくことで、アトピー性皮膚炎も改善でき、また、リラックス効果で心身ともにリフレッシュ出来るでしょう。

全ての泉質が、アトピー性皮膚炎に良いわけではありません。無理をせず、自分の肌に合った温泉に浸かるようにしましょう。

家族や気の合った友人との旅行であれば、温泉に浸かることで、リフレッシュ効果も期待出来ます。
温泉療法を行う場合は、長期戦になります。根本的に改善出来るように、長い目で治療をすすめていきましょう。