2017.07.19
災害備蓄をかんがえるとき。町内会のぼよよんぶりに怒り
数年前の町内会総会で聞いた衝撃の事実は、「町内会館には災害備蓄は一切ありません。災害時ここに来られても何も対応できません。避難場所は二つの隣接した小学校ですが、ここにも当区民のための災害備蓄はありません」というもの。
日本国中で災害が相次いでいるときに、「はあ?」な事実。
自分と自分の家族の身は自分で守れということかと、我が家なりの災害備蓄を行うことにしました。
災害備蓄は「三日持たせる」のが目標
阪神淡路大震災でも、宮城県沖東北大震災でも、家族の誰かが被災した我が家。
その両方で、幸い家の倒壊は免れましたが、ライフラインは寸断されました。
そして、その両方で言っていたのが、「自衛隊がやってきて救援物資が手元に届くまで3日、電気が回復するまで3日かかった」というものです。
建物が無事な場合、「3日で回復する」、その普及の速さに脱帽です。
どちらも、運が悪いことにガスは「都市ガス」だったので、復旧に1か月。水道も復旧に1か月かかりました。管を付け直さないと復旧できないため、仕方がないようです。
災害救援物資には、カセットコンロのガスが含まれているようです。カセットコンロがあれば、かなりのことが賄えそうだと思いました。
そこで我が家の災害備蓄は、カセットコンロのガス6本、2Lのペットボトルのお茶6本を常備しています。プラス2~3本時々買ってきて、古いものから使っていく方法です。
コメは玄米でもいいからある程度は常に在庫を置き、いざとなったらお茶でも炊けると思っています。
水にしないのは、「お茶のミネラル分はいざというときいるのでは?」と思うからです。お茶ならいざというとき手を洗うこともできます。乾物類は役立つと聞いているので在庫ゼロにしません。
我が家は総アレルギー一家。今は三男の食物アレルギーは軽減されていますが、いまだに生卵とか生の牛乳は食べられません。マヨネーズもアウト。
こんな子供が救援物資だけで生きていけるとは思えません。肌荒れしてもお風呂に入れないし、肌が悪化するのは免れません。せめて湿疹が出にくいよう、ある程度彼が食べられるものを常備しておく必要があります。
フォッサマグナのど真ん中の町の人の備蓄
町内会や避難場所に救援物資がない、フォッサマグナのど真ん中の、大きな地震が起きかねない場所に昔から住んでいる人たちはどんな備蓄をしているのでしょうか。
そういう話になることはめったにないのですが、そうなったときに、「うちはこういう備蓄をしてる」というと、「えらいね~うちはなにもないわ」という回答がほとんど。
残念なことに、それ以外聞いたことがありません。
今日、今年の町内会があったので、災害備蓄はどうなったんだろうと思い出席したところ、事業計画の中に、「防災グッズの購入」の文字が。
総会がすすむにつれて、くだんの事業計画の説明のところに来たところ、読みもせずスルーパス。
じれじれしているところで、質疑応答が始まり、「高齢化が進み、いざというとき動けない高齢者をどうするか」と言った質問が相次ぎました。
そこで思い切って、「ないと聞いていた防災グッズはある程度はあるのか?」「災害時に公民会館に避難することができるのか?」と聞いたところ、「わずかならありますが、大勢押しかけても対応できません。避難場所は小学校で、ここは避難場所ではありません。自分たちで何とかしてほしい」とのこと。
「学校にも区民のための備蓄はないとのことでしたが、いまはあるのですか?」と聞くと、「いっぱいあるけど大勢で押しかけたら取り合いになるし、みんなにいきわたるほどではない。自分たちの身は自分たちで、もっと小さな周りの地区を何とかしあってほしい」とのことでした。
外野のおじさんが、「長野に何の災害があるっていうんだ」と聞こえるようにつぶやいたので、それ以上聞いても無駄だと思いました。
「町内会のばかやろう」と言いたいのを我慢する
私が言いたいのは…
私は動ける。備蓄もある。家がぽしゃったら、何もないだろう公民館に行くより、自宅庭に可能であればテントでも張ってすごします。
動けないであろう、周りの行くところを失った老人を、どこへ誘導したらいいのかを知りたかったのです。何もないとわかっている公民館に誘導できない。避難場所の小学校すらあやしい。
ある程度は我が家の備蓄を分け与えることもできるでしょう。でも、大勢に炊き出しができるほど、備蓄していません。私も自分の身を、家族の身を守る必要があります。
フォッサマグナの真上に住んで、災害備蓄していない自治体に住んで、自ら災害備蓄を何もせず、助けてと頼ってくるだろうお年寄りに、高齢化で65歳以上の人口割合が35%をこえた町で、いざというときどうすればいいのか、何も起こっていないときだからこそ考えたいのです。
何もないときにこそ考えてほしい
今、私の周りでは災害が起こっていません。離れたところで起こっている災害と言えるでしょう。
長野県内でも被災地がありますが、何キロ離れた場所かわからないほど遠くなので、長野市民は別天地の災害と認識しているのではないかと思います。
もう大きくなっている食物アレルギーの三男よりも、ずっとずっと幼い食物アレルギーのある子供が、この地区にも大勢いるでしょう。
その子たちが、「災害時に食べるものがない、救援物資も食べられない」、そんなことになったらと思うと心が痛みます。
高齢の方が何も準備されていないのもとても気になります。常備薬とか絶対に必要なはず。
のほほん自治体に腹の立つばかりですが、一市民のおばさんのたわごとで終わらされたことが非常に腹立たしく思います。
でもそんなことより、もう少し、災害時にどうするかを自治体でも考えてほしいと思います。
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