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アトピー性皮膚炎、気になる色素沈着・・・いつかは治るのでしょうか?

アトピー性皮膚炎が少し落ち着いてきたら、色素沈着が気になってくると思います。

何年もの間、掻きむしっていたこの傷痕は、治ってくれるのでしょうか?カサブタの傷痕や色素沈着は、いつかは治ってくれるのでしょうか?

とても心配ですね。前向きに考えてみましょう。
 

痒くはなくても色素沈着が・・・

日常的にあまり掻きむしることもなくなった、治療の努力でアトピー性皮膚炎が改善された方も多いでしょう。

掻きむしっていた時は、『この痒みさえとまれば・・』と思っていたのに、いざ、痒みがましになると、次は色素沈着が気になります。掻きむしっていたので、色素沈着もまだらになっていて、とても気になることでしょう。

ただ、長年積み重なった肌の負担は、1か月・2か月で真っ白になるわけではありません。必ず、今よりも肌がきれいになると信じて、アトピー性皮膚炎の色素沈着も、長い間かけて治していきましょう。

病院での治療

病院での治療
色素沈着が気になり、病院を受診した場合、ハイドロキノンという塗り薬を処方される可能性が高いです。

このハイドロキノンは、肌の漂白剤と言われ、シミや色素沈着の原因と言われているメラニン色素の働きを抑えてくれる効果があります。

一般的に市販されているシミ対策の化粧品でも、ハイドロキノン配合とされたシミ対策の医薬部外品を目にすることもあるでしょう。市販されている化粧品はハイドロキノンの成分が薄く、アトピー性皮膚炎の色素沈着には向いていません。病院に行って処方してもらいましょう。今できている色素沈着を薄くする効果と、今後のシミ対策にもなります。

ハイドロキノンを塗ったからといってすぐに色素沈着が薄くなるのではありません。

ハイドロキノンは塗ることでまれに赤くなったりすることがありますが、副作用が少ないと言われていますので、気長に続けていきましょう。

また、レーザーなどを当てて、色素沈着を薄くする方法もあります。

ハイドロキノンよりは早く改善されますが、保険適用外で高額になりますので、お医者さんと相談しましょう。

代謝を良くすれば改善される

肌の新陳代謝を良くすることで、治りは早くなります。正しい食生活、規則正しい生活を心掛けてください。

また、適度な運動で汗をかき、代謝アップの努力をしましょう。

サウナや岩盤浴に通うことで、色素沈着が薄くなったという報告もあります。サウナや岩盤浴に通うのはお金が掛かりますので、まずは軽いランニングから初めてみるのが良いかも知れません。

そして、ビタミンを取るように心掛けましょう。


色素沈着が気になる場合は、お医者さんに一度相談しみてましょう。

ハイドロキノンやビタミン剤を処方してもらい、気長に続けることが大切です。規則正しい生活を心掛けましょう。

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