赤ちゃんの肌トラブル！薬に頼る前にチェックすること

あかちゃんの肌に赤いぽつぽつが出たり、関節のところにカサカサができたりすることがあります。たいていの赤ちゃんにあることで、悲観する必要はありませんが、できる限りない状態に持っていきたいのが親心です。そんな時、どうすればいいのでしょうか。

赤ちゃんの肌に触れるものをチェック

まず最初にするのは、赤ちゃんの肌に触れたものを見直すことです。
寝てばかりの赤ちゃんの肌に触れるものはそう多くはありません。寝具、衣類、入浴時の入浴剤、ボディソープくらいです。

ベビー用の寝具や衣類はたいていが綿100％なので、素材はそれほど問題にはなりませんが、それらを洗う洗剤と干すときの環境が問題になってきます。

すすぎ回数が少なくてもOKの洗剤でも洗剤残りにかぶれていることもあるので、1回すすぎを多くしてみましょう。また、洗剤そのものにかぶれることがあります。
液体せっけんなどに替えてみるようにしましょう。

デリケートな赤ちゃんは入浴剤の香料や何かしらの成分でかぶれてしまうこともあります。確認するためにも、しばらく使わないで見て、よくなるようであれば入浴剤があっていません。

それ以外にも、体を洗うボディソープに合っていない成分が入っていることも可能性としてありますし、洗いにくいくびれのところをしっかり伸ばして洗い流していなくても洗剤残りで肌が荒れてしまうことも可能性としてはあります。

そのどちらでもなくても、石鹸分が残らないようにしっかりと洗い流せ切っていないか、泡でふわふわっと洗うべきところをごしごしあらっていないか、改善すべきところはたくさんあります。

おむつにしても、変えるタイミングがおしっこ3回分など、ためていて汚れたままにしているとそれだけでもかぶれは生じてきます。神経質に洗うとか、何かを付けて改善しようとする前に悪くなっている原因を探る努力をしていると、後々に皮膚がかぶれたときなどにもうまい対処ができるようになっていきます。

吸い込んでも体に悪い汚染物質や花粉の季節に洗濯ものや寝具を外干しすると、掃除機掛けしても十分に取り切れていないので、注意も必要です。

肌に刺激になっているものを洗い出す

赤ちゃんの肌に直接触れるものをしっかりチェックすることで、たいていの場合は肌質が格段に改良されます。小さいうちにうまく洗い流せるようになることで、大きくなってからも原因究明がしやすくなります。